2017年10月11日 (水)

高級オーディオと日本酒の夕べ

つい先日、特撮・アニメの歌やサントラが大好きで、
なおかつ日本酒も大好きな友達数人で
「高級オーディオと日本酒の夕べ」を楽しんできた。
というか企画してみた。

自分の過去の仕事の関係から、
オーディオメーカーのショールームや視聴室っていうものが、
意外に一般に開放されて貸してくれたりするのを知っていたので、
隣近所を意識したボリュームに気兼ねなく
好きな音楽をそういう場所で思い切り楽しむ機会を持てないかなぁと
以前から思っていた。
そもそもが、アニソンやサントラ好きな面子で飲もう!ってお話があって
その目当てのお店が秋葉原の日本酒の揃いのいい所ということで、
じゃあ、秋葉原のどこかのオーディオ視聴室を借りて、
持ち寄ったCDを高級オーディオで聞いちゃうもんね!ということに踏み出したのだった。

調べてみると、かつてと違って大手音響メーカーのショールームが
かなり減っていることが分かって淋しかったが、
それでも何軒かのショップで視聴室を貸してくれることが分かった。
でもそもそもショップは売ることを前提にした視聴室なので
いささか宣伝が絡んでしまうし、買わない者は居心地が悪かったりする。
リストに電話で問い合わせをして、こちらの思惑と日程が合致するという所を選択した。
それが㈱FALの試聴室
http://www.fal.gr.jp/index.html
秋葉原の万世橋を渡って左に入った所にあるスピーカーメーカー。
自社のスピーカーシステムを中心とした試聴室というか工房兼事務所兼視聴室。
1時間半ほどお借りして、
今回の参加メンバーは4人だから一人合計 15~20分程度の割り当てで
聴いてみたい音源を持参するという方法にしてみた。
CDのほかにPCオーディオ音源も対応可能。アナログレコードももちろんOK。
(PCオーディオは、USB端子及びライトニング端子)

僕の持ち込んだCDと演奏楽曲は以下のもの。
■宇宙海賊キャプテンハーロック ETERNAL EDITION 1&2
http://amzn.asia/fA8MlUr
1枚目2曲目の「序曲」


■黒蜥蜴 / 江戸川乱歩の陰獣 / RAMPO黛ヴァージョン サントラコレクション
http://amzn.asia/gnZwB50
富田勲作曲の「黒蜥蜴」から1曲目の松竹タイトルと2曲目の美輪明宏の歌う「黒蜥蜴の歌」
(2分10秒から)


■サンダーバード音楽集  広上淳一指揮 東京ガーデン・オーケストラ
http://amzn.asia/3lMST1L
1曲目のOPテーマ、6曲目のマーチ、24曲目の日本版主題歌


■赤毛のアン 想い出音楽館-完全版-
http://amzn.asia/5evaYCq
10曲目タイトルバックから11曲目の「きこえるかしら」TVサイズ、12曲目の前奏曲


■冬木透CONDUCTウルトラセブン
http://amzn.asia/iMxVwmY
5曲目「交響詩ウルトラセブン第1楽章」


■GALAXY EXPRESS 999 ETERNAL EDITION File No.1&2
http://amzn.asia/iGzZUWO
1枚目1曲目オープニング、2枚目2曲目「惑星メーテル」、5曲目「新たなる出発」


集まった各人の選曲で楽しみつつ、
メーカーの社長さんが自社のシステムの理解を深めてもらうための
マリンバ演奏やフラメンコの音源などもはさむ。
これも臨場感のある再生で愉しい。
黒蜥蜴はモノラル音源だったけれど、
奥行きと輪郭がはっきりして普段と違う聴き応えに驚き。
メーカーさんは冬木さんのセブンの楽曲が厚みや奥行き、録音的に優秀だと言っていた。
999の終曲はやっぱり涙ぐんでしまう。
普段聴けないような音量とハイエンドオーディオで聴くアニメサントラは最高!
(ヤマトも持っていっていたけど時間切れ)

そうして音楽を堪能した4人は、いざ日本酒飲み放題へ。
全国47都道府県の銘酒をよりどりみどり。
料理も美味しいしという、我々が密かに「K」と呼ぶ店。
(ちなみにレジにはオイラのサイン色紙が貼ってあるw)
酒盃をあおりながらもアニソンサントラ談義に花が咲く。
そこで話題になったのが、
コミュニティFM局でDJの林檎さんが受け持つ番組
「カミラジ~DJ.林檎の厨二病の部屋」。
http://fm767.net/fm/radio-program/kamiradi/
毎週繰り出される選曲の妙に唸る。
NHK-FMでもアニソン番組とか声優番組で認知はされてきたジャンルだけど、
サントラとかはまだ扱いが薄いし、
主題歌に関しても、同じ曲でもバージョンの差異と理由などまで触れていくような
探究的な考察やこだわりがない。
そういう部分の理解が林檎さんの番組の選曲に見え隠れしているところを
話題にしつつまたそれが酒を美味くする。
ということで飲み放題ゆえに酒は進み、
それぞれ終電で帰途についたのだった。

そして今週末14日はヤマト2202第三章の公開初日だ。
自分も新宿へ顔を出せたらと思っている。
そしてその日の午後にラジオ生出演が決まった。
埼玉県朝霞市を中心にしたコミュニティFMのアニメ特番。
http://fm767.net/fm/dosp/dosp-41754/
そう、実は前述のDJ林檎さんの受け持つ番組。
色々濃い内容の番組になりそう。

FM波は遠くまでの出力を持っていないけれど、
サイマルラジオでの配信もしているので、PCやスマホでも聴けるはず。
(オイラはガラケーなので)
聴き方は…
 ①インターネットにアクセスできるPCで聴く場合
 「サイマルラジオ」(http://www.simulradio.info/#kantou)にアクセス
 「すまいるエフエム」を見つけたら「放送を聴く」をクリック
 音楽再生ソフトからラジオが聴けます。
 ②スマホで聴く場合
 サイマルラジオは、インターネットにアクセスできるスマホなら聴けます。
 無料のサイマルラジオが聴けるアプリをDLして、アクセス。

ガルパンの公式コミカライズをしている友人の漫画家・才谷屋さんも一緒に出演する予定。
公開初日だし、僕はヤマトの話も少しはするかも。
初日舞台挨拶を追いかける移動中の人もいるかと思うので、
そんな合間にアニメ特番で楽しんでいただけたら嬉しいなと思う。

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2017年9月26日 (火)

Instagram始めてみた

前からやってみようと思っていたInstagramを始めた。
https://www.instagram.com/murakawa_michio/
異動前の角川の担当編集からは関係各所のOKが概ねとれていると聞いていたし、
今日が誕生日だったので、良い日かなと思って。

基本的な目論見は宇宙戦艦ヤマト2199、2202の応援で、
まぁ角川から僕の画集が出ることはないだろうし、
営利ではないし、
絵の全体を見せるのではなく、部分だけだし、
関係各位もあまりお怒りにはならないだろうとのことで。

イラストの部分とその執筆に関する注釈があるだけなので、
基本的に何かを主張したいわけではなく、
なので、コメント頂いてもあまり返事を返さない予定。

一週間に1枚くらい既存の絵を中心にアップしていくので、
このblogと並んで時折覗いていただければ嬉しいなと思うのです。

[追記]
少し誤解があるかもなので。
僕と角川との関係は良好です。
とんでもなく大変なスケジュールとか、こちらの気持ちを汲んでくれないとか、
そういうことは執筆のきったはったではありましたが、
2199のコミックはそれでも以前からずっと、2199製作委員会も含め、珍しいほど円満です。
2202が始動して、事情が色々変わってきた中で、
間に立って長い交渉をしてくれたのは角川と福井晴敏さんで、
ビジネスとして折り合いのつく道を見出していただけ、
今でもこうしてヤマトの仕事をしていることがそれを示しているものです。
先日の2202第3章試写会でお会いした福井さんと角川の編集長には、
そうした今を作っていただいたことにお礼を伝えておきました。
なので、一定の時期がきましたら、2199のコミックは再開しますよ!
それまで、お話を忘れないように、
10月は10巻に該当する部分のシナリオを書いておく予定です。

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2017年9月21日 (木)

自分の航路

不思議に忙しい。
相変わらず収入は乏しいのだが、忙しい。
まじめに貧しいのだが、自分はこれも不思議と慣れている。
それにわずかでも仕事があるので、そう儲けずとも、
一人こつこつと机に向かっているだけゆえ、出費もそうない。
そんな貧乏を心配して、
儲け話を持ちかけてくださる人もいるのだけど、
僕はそもそもお金儲けに興味がない。
「中国嫁日記」の井上純弌にも以前言ったけど、
僕が漫画や絵を描いている究極的な目的は、
友達が欲しいから。
こんな僕の絵とか言葉を理解してくれる人と巡り会えるように
そう思って描いているので、
つましく、雨風しのげる暮らしができれば、それが幸福。
描いた作品を見て人が喜んでくれるのが好き。
漫画を踏み台にしてお金とか所有とか、権威や名誉といった
井上君が求めるようなものを自分は欲してない。
もしそういうものが欲しかったら、
社長の時にもっと満たされていたはず。
でも自分と重ねられるものが何もなくて、人生で一番悲しい時間だった。
親しい友人なら知っていること。

ヤマト2199の連載も諸般の事情でしばらくお休みとなり、
身体を壊す結果になったような異常な忙しさからは解放されたけれど、
自分も若くはないし、
漫画を描く身体とリズムを維持していきたいと思う。
細かいお仕事で時間を使うばかりではなく、
自分はどこに行きたいかを見定めていかなければ。

夏からこっち、2202のモニター設定の作業を進めながら、
並行して、同作のノベライズの絵を描いていた。
第2章を試写会で見て、一番ショックだったのは
モニター表示が僕のデザインしたものとは
全然違うものに変わってしまって、
大げさで筋道の通らない形に多くがなってしまっていたこと。
あまりのことに、試写会では物語の内容が頭に入ってこなかったほど。
2202は前作と違って、細やかな考証が多くないので、
モニター設定の僕の段階で天文地理や物理化学、工業技術から組織管理まで調べ、
1つの表示に、それこそ漫画の何倍も手間と時間を費やして、
それをヤマトという作品の理解に立ってデザインをしているのに、
画面には派手なだけで意味も何もない表示が赤く点滅してる。
さすがに耐えられなくなって、
総監督には演出意図と合わないのなら、再デザインするから
せめて連絡を欲しいと告げてしまった。
大好きなヤマトへ公式に関わっているのに、自分の無力を感じる。

ノベライズの挿画もなんとか脱稿した。
皆川ゆかの文章は読んでいてとても楽しかった。
映像では汲み取れず淀んでいたものが、すっと道筋が出来て流れていく。
僕の描いた漫画のようなスタイルではなく、
堂々と2202の正道を歩む気概を感じる。
本として文芸の香りのある姿勢を感じたので、
カバー画も挿画も、昨今のラノベ風なタッチとは異なる考え方で臨んだ。
自分では頑張ってよいものに仕上げられたと思う。
大学時代からの友人の仕事に、今こうして助力できるのは嬉しい。
Fix
また、同時にこの挿画の仕事は、
スタッフとして関わりながらも抱いていた
2202という作品への自分の中の未消化な不満を
自覚とともに昇華する機会をいただけたように思う。
新しいヤマトの物語として楽しんでいるのに、
絵作りやデザインの端々に納得が出来てない。
2199のときも不満や問題を感じなかったわけではない。
前作も今作も僕は物語にはタッチする身分ではないから。
そうした気持ちに、出渕監督は、
不平や不満を口にするのではなく、
今、君は漫画を描いているのだから、
そういう手段を持つ人間は自分の筆で語ればいい。
好きなように描いていいから。
と笑顔で背中を押してくれた。
2202では今まで自分と相対化する手段を持ってなかったんだなと気づいた。
なんだかんだと自分の中でヤマトの存在はとても大きい。Novel01_00
もうすぐ第3章の試写会、そして来月の公開が控えている。
公開時にはノベライズも発売になるはず、
手にとっていただけたら、挿画を寄せている身としてはありがたい。

ヤマトの仕事の合間に
ディスクユニオンのフリーペーパー「レコードがある暮らし」からの依頼で
2頁ほど、アナログレコードとの出会いの寄稿をした。
拙作「虚数霊」のアナログ盤とオーディオを題材にしたエピソードを
担当者さんが読まれたことが依頼の発端らしい。
あのエピソードは幻冬舎版の連載時にはイメージはできていたけれど掲載できず
MF社のフラッパー誌での連載で実現できたもので、
自分でも好きなお話の一つ。
もうコミックスは在庫がなく、電子版なら読めるのかな。
「虚数霊」は未完のままなので、何かの形で続きを描きたい。
そう、虚数霊はさておき、寄稿はこのフリーペーパーのVol.3に掲載予定。
http://diskunion.net/recordlife/

ヤマト2199のコミック再開までの間、自分は何をするのか。
まずは続きの10巻のシナリオを早ければ10月には全部書いてしまうこと。
そして、どこかで漫画の仕事が出来るように、
いくつかの出版社とコンタクトを持っているところ。
前述のフラッパー誌からもお声がかかっている。
さあ、自分はどうしたい。
自分の航路は自分で決める。
それが自由業。

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2017年8月11日 (金)

夏来る。

仕事がやっとひと段落。
忙しくて先月は日記更新ができなかった。
やや遅れてしまったが、昨夜2202第12話のモニター設定を納品した。
第1話からここまで枚数にしてA4で60枚。
1枚に複数のモニターの設定を描いているから、
メーター数にして100以上は納めた感じだろう。
考えてみるとキャラ設定とかより圧倒的に多い点数だよね。
でも記録集とかまったく載らない。
そういう影の仕事。
イラストも沢山描いた。もっぱらコミケの寄稿の依頼に応えたもので、
なんだかとにかく沢山描いた。
ただそういう絵はお金を頂戴するものではないので、
ずーっと忙しくしていても、
7月から8月の今日までの収入は1万円。(6月は5万円)
社長をしているときに、経営不振の責任をとって、
手取り7万の収入で5年ほど暮らしたけれど、そのときより貧しい。
その5年間で貧しさにはすっかり慣れているので、
それほどの悲壮感はない。
ただ、こんなに忙しくているのに、どうしてここまで低収入なのかということは感じる。
経営していた会社を畳む決意をする前、父の代からお世話になっている会計士の先生に、
「貴方は社長をやっていてはいけない」と諭された。
それは僕が根本的にあまりお金に興味がないこと。
お金を稼ぐことに熱がないこと。
社長に必要なその執着と資質に欠けているので、
自分も親族も社員も不幸になるだけだと言われた。
僕は働くことは好きだ。
特に志を持った人の力になれるボランタリィなことが大好きで、
気がつくと、お金を頂戴する仕事よりも
無償の絵の依頼を山のように受けてしまって優先してる状態。
僕は、働くことと金銭収入を得るということを結び付けていく才に
欠けているのかもしれない。
ヤマトの連載は休載を余儀なくされ、
いただいたノベライズの仕事を進めていく予定であるけれど、
本の出版は10月だから、
年末まではこのまま、まとまった収入はなさそうだ。
まだ先であろう連載再開まで命をつないでいく努力をしていかないとと思う。
他の漫画を描く仕込みもしていこう。

今日から夏コミだ。
友人宅でコミケットカタログを久々に眺める機会があった。
色んな魅力的な絵が並んでいて、
今の流行の表情とか目ぢからとかデッサンバランスの中に、
こういう絵が描けたらなぁっていう欲求の高まりを感じる。
逆に巧くて個性的でも古かったりどこまでもニッチな絵があって、
豊かさと残酷さの総覧だなと思えてきた。
趣味や嗜好の豊かさを許されることは、何よりも素晴らしい。
でも同時に「商業絵描きとして、自分はどうありたいんだ?」と問いかけてくる。
「漫画の内容が面白ければ売れるはず」で止まってしまったら、
「じゃあなんで人気ないの?」っていう問題に切り込めない。
漫画は絵だ。
自分の絵に魅力が薄いのなら、そこに向き合わないといけない。
僕の尊敬する先達はそこへ果敢に挑戦してる人が多い。逃げてない。
固定読者はある意味で残酷で、
好きになってくれたから作家に寄り添ってくれ、
「面白いです」「絵が好きです」と認めてくれるけれど、
それがニッチな嗜好であるならば、
作家はその狭い市場に安心と安寧を見出し、錯覚して甘え、
自ら墓穴を掘ることにもなりかねない。
だから編集者が要るとも言えるのだけど、
それでもなかなか気づき、自分を変えていける人は少ない。
だからこそコミケとか漫画のイベントは、
描き手が自分を相対化したり、自分に足りないものを見極める機会として、
意義深いなと思う。
僕が二次創作同人誌の寄稿依頼を請け負うのは、
自分の普段描く絵とは違う理念の絵に、触れて描く機会を得られることと、
そうした沢山の絵が集まる即売会っていう場へ
自分を結び付けていく糸になるからだったりするから。
ただ、参加して面白い同人誌じゃないと気持ちが萎えちゃうので、
そういうドキドキも大切。
惰性で作っていたり、編集に意思や意図が薄弱な同人誌は、
もうこれからは距離をおこうと思う。

夏コミではあちこちに原稿を寄せた。
でも、あんまり描いたので
自分でも収拾がつかなくなっているかも。

12日は
小林治さんのFactoryきゃの(東ハ-53a)に
「超人ロックの世紀 50th Birthday book」にカラー画を寄せた。
聖先生が描かれるロックのイラストとは敢えて別の構成で組んでみた。
50周年って凄い。
僕は聖漫画に初めて触れたのは作画グループの「ダリウスの風」で、
しかも近所の人からいただいた週刊少女コミックの古本でだった。
(近所に本屋のない寒村だったので)

よしぞうおねえさまの伊太利堂(東ム-26b)では
斎木さんの御本「BT-42突撃砲写真集」の巻末にイラストを。
珍しく自分から何かお手伝いさせて下さいと無理を申し出て、拙作を掲載していただいた。
Finnish__2

うみうし一家・プロジェクトPSstory(東O-23b)へ
古代守と石津副長のイラストを1枚。
脱稿後に冗談で作った絵を「ノベルティに使いたい!」という要請で、
すでに破棄してしまっていた(一発ギャグだし)データをいちから作り直すという
手間を踏んだものが並んでいるはず。
Umiushi_kemofriend_2

KIYOさんのKIYOCLUB(東O-23a)にはなんだか沢山寄稿したw
まずはけもフレ本。イラスト2枚になぜか結果的に表紙デザインまで…。
そしてヤマト本。

Kiyo_h1_2
久々のお題というだけでなく、2202のみならずヤマト2や さらばも扱うので、
新作+過去絵加筆版=7枚も寄せてしまった。
それにエディトリアルや、素材撮影のお手伝いまで。
内容の構成をその際に拝見したけれど、攻めまくってる。
なんだかドエライ本になるぞこれは!
表紙も凄いが、ページをめくったとたん、波動砲級のショックで脳髄がしびれる。
これがファンジン、これが同人誌だ。好きこそものの狂気なれ。
うみうしさんのキーマン絵で蝉がでかいのも、実に攻めている。
執筆時に指摘したけど、縮小しない豪気。さすがは遠州灘のビッグママ。
これと同じ勢いが本全体に恐ろしい勢いを与えている。
全68Pが攻めてる。
この本は買った人が楽しめるだけでなく、
描いた人も参加させてもらったことに興奮を感じるはず。
さすがKIYOさんは同人レジェンドだぜ!

13日は
野上武志さんのFirstspear(東Z-16b)ではモノクロイラストを1枚。
同人誌で長らく連載展開してきた「蒼海の世紀」がいよいよ完結。
僕自身も長くお付き合いさせていただいたので、記念に1枚。
本当は本編のお手伝いもしたかったのに、
こちらの仕事があっぷあっぷで叶わず。ごめんなさい。

あとは自分のところ。(東こ-41b)
委託をお受けしているKIYOさんの新刊が2冊もあって、
本人がガンガンに売る気だから、
普段のマイナーサークルじゃなくて、
KIYOCLUBのダミーサークルみたいに見えるだろうな。
僕のところにも新刊があるのが申し訳なくなってくるというか、
みんな委託の本が目当てだろうし、
分相応に隅っこで小さくしていようって思っている。
Twitterとか人様の目に触れる媒体を有している方々が
「お品書き」と称して人通りのある所に看板を掲げられている。
それを見かけると、
自分の夏コミ初売りの新刊の宣伝はあまりしないようにしようと思う。
というかTwitterとかやっていないから、
そもそも宣伝力なんてものがないか!
見栄を張ってはいけないね。はははは。
自分はシャッター通りの更に奥の路地で看板出さずに営業している、
ありふれたラーメンを出すだけの中華店みたいなものに感じる。
身の程を知るのもコミケなのです。
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あとは、けもフレ本でコウテイを描いたり、
日本晴の幼女戦記本の表紙をやったり(中身はやってない)
ガルパンのクラーラの絵を描いたけど、
どこにどう並ぶのか、なんかよくわからん。

ともあれ、僕は自分のスペースに小さくなっていると思うので、
KIYOさんの本を買いにお立ち寄りいただいた際に、
ああ、あれだなと一瞥いただければと思います。

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2017年6月21日 (水)

色々と公開

この週末の24日から、ヤマト2202の第2章が劇場公開となる。
自分もモニター設定で参加をしているけれど、
僕は紙で描いて提出のスタイルをとっているから、
最終的にCGへ置き換わったものは、自分のイメージとやや異なるものになってる。
デザイン的なチェックに僕が関与するプロセスがないから致し方ないのだけど、
編集のエディトリアルではありえないが、
アニメ制作はこういうものなのかな。
ともあれ、関係者試写会で観たときは、そういう「違い」が気になって、
内容が頭に入ってこなかったので、
どこかでちゃんと劇場に足を運びたい。
初日は席がとれなかったし、
理事を拝命しているマンションの管理組合の会合が朝9時から入ったので、
家で仕事をしていることになろうと思う。
ヤマトの劇場公開で初日に行かないのは珍しいことかも。

24日は僕のコミカライズの2199が久々に更新になる。
(おそらく、ComicNewtype) https://comic.webnewtype.com/
1月には脱稿していたものだけど、
それを10頁以上にわたり修正と描き直しをすることでようやく掲載許可が出た。
https://gyazo.com/1e60a728a69016c4ecce2b7b4e9346a5
コミックスにまとまるときは、元の内容に戻してもらう約束にはなっている。
そこについては角川が尽力をしてくれたし、
異動になってしまった元の担当編集の助言もあってのことで、
感謝をしている。
ただ最終的には単行本に収録されない絵を描くのは、少し悲しかった。
それでも手を抜かず、力強い絵になるよう心がけたので、
久々の更新を見ていただけたらと切に思う。
その更新の際に、頁の末尾に色々お知らせが公開になる。
ヤマト2202の仕事や、連載の事情などもそこで触れていく予定。
多くの人は映画の公開初日だし、
そちらに気持ちがいってしまっているだろうけれど、
影で頑張っているのだ。

夏のコミケットは受かって、サークルガイドも到着。
三日目の13日(日曜) 東7の こ-41b
新刊もできているし、あちこちに寄稿もする予定。Ks_ad
相変わらず サークル.msのwebカタログでは
お気に入りのリストから毎度登録抹消されるので、
むらかわは落選したなと思う方も多いと思うけれど、
影で頑張っているのだ。

イベントといえば、11日に新潟COMITIAに行ってきた。
サークル参加ではなく一般入場で。
こじんまりとした規模ながら、サークルも参加者も温度が高くて、
漫画を楽しむ意気を感じるものだった。
大都市圏への集約、ネット販売の拡大、客層の変化と人口減。
地方の漫画イベントの再生を考えていこうというテーマを抱えて、
それら課題や逆に地方ならではの魅力などを踏まえて、
考える時間を現地の方にいただく中で、
元企業経営者として意見を交わした。
企業活動、そしてイベント設営も連綿と繰り返し続ける中で、
昨日を踏襲し、押し流されるばかりになり、
「自分とは何なのか」「自分はどうありたいのか」を見失い、
目標に掲げる姿や心が見えないから、
動くための方向も標も、歩くための骨も芯もなく、
マインドとは異なる数値目標が、ありたい姿になりすましたりする。
誠実に向き合っていても押し流されることはある。
だからこそ、理想、理念を言葉にしようと話した。
その言葉があれば、
自分が向かうべき先が意識できる。
今の姿との違いや、己の活動の誤りを発見できる。
新しい企画を見出せ、連携させる意味が強さになる。
理想のための忍耐もできる。
それは企業に限らず一個人でも同じだと思う。

新潟のイベントなどで時折お会いする方がいる。
僕と僕の描いた漫画について一所懸命話そうと努めてくれる。
ヤマトという作品が大好きな人で、
ヤマトはこういうファンのものであり、支えられているんだなと思う。
3月のガタケットに参加した折も訪ねてくださり、
「ヤマトを応援するためにTwitterを始めました」と話していらした。
僕はアカウントを持っていないけれど、友人から聞こえる話では、
RTや何かの受け売りではなく、批判を目的とせず、
大好きなヤマトについて自分の思っていること考えていることを
自分の言葉で熱心に発信されているとのこと。
ヤマトのファンの中でも共感される人が増えてきているそうだ。
https://twitter.com/tomoneko_2199
それは素敵なことだ。

でもそれとは逆に、
誰かの発したヤマトの新しい情報を
人より先に吹聴して回ることで
ヤマトファンの中で自分を大きく見せようとし、
それで自己顕示欲を満たしているような動きをしている
ファンの人もいるとやはり友人から知らされる。
自分の言葉ではなく、言葉のリスクも追わず、
自ら相手に確認もせず、
周囲を出し抜くことで己を誇る先に、
その人はどんな自分になりたいのかな。
なりたい自分を言葉にしたとき、
その姿と自らの言動は本当に同じ方向を向いているのかな。
その姿は我欲にまみれた業界ゴロでいいのかな。

現実主義をもって重用する人には理想論を軽んじる人がいるけど、
軽んじる人ほど、道を失った汚い現実や己を自己弁護するばかり。
言い訳を語る人が魅力的に見えることはない。

このblog以外にSNSを始めてみようかなと思い始めてる。
Twitterではなく
Instagramで、これまでに公式や個人的に描いたヤマトのイラストを
フレーミングして公開したらどうかなと。
僕の描いたヤマトの絵はイラスト集とかにまとまることはないだろうし、
ならば2202のエールになればいいかもと思って。
影で応援を頑張るのだ。

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