いやはや忙しい
忙しいと日記の更新がおろそかになってしまう。
連載を抱えているわけではないのだけど、
本当に色々細かな仕事を入れてしまって、
映画も観ず、酒もほとんど呑まず、とにかく1ヶ月以上ずーっと机に向かってる。
ここまで休まずにやっていると集中力が落ちて能率が下がるし、
そもそも連載が終わって身体のリズムが執筆体制からイージーモードになってたので、
暖機運転なしに走り出しちゃった感じでしっくりこない。
「花咲くいろは」のアンソロの原稿も
その意味で通常より筆がやや遅かった。
もちろん〆切には無事に納めてはいるし、
お話は自分らしくできたけれど、
反省点も残る感じ。
なんだか漫画の描き方を忘れてる。
というか自分の癖と言うか枠の中に収まってしまって、
奔放さも足りないし、
絵自体が似せることを意識して魅せる絵になってない気がして仕方がない。
編集からは良い評価を貰ったけれど、
リハビリを含め、自分の課題としていかないと。
夏コミは自分の新刊は出ないけれど
あちこちで手伝いや寄稿をした。
松田未来さんのところと(14日(日)東クー50b)
野上武志さんのところでは(14日(日)東M-31ab)
それぞれイラストを寄せた。
ここのところずっとアシストやアンソロの仕事が続いて
「自分の絵」で絵を描く機会がなかったから、
描いていて気持ちが良かった。
この感覚を大切にしないと。
あとは希有馬っちの「中国嫁日記」単行本発売にかこつけたOfficial同人誌!
とりあえず表紙は完成。
漫画のほうはネームまでできているけど、こちらはまだ作画してない。
主宰の唐澤サンに脚本を送ったら、
あまりに面白いのでと電話がかかってきたほどの内容。
描けるのかな。
そして「ロボと少女(仮)」も入稿済み。
特典ブックレットの編集だけでなく、
結局、DVDのジャケットや盤面、ポスターやノベルティのフィニッシュまで、
印刷にかけるものは殆ど手がけた。
DTPでサポートしてくれた 皆川ゆかからは今回厳しく僕の不勉強を指摘された。
DTPの技術とアプリに関しての理解が中途半端だからなおのこといけないと。
実際、連携しての仕事で随分手間を負わせてしまうことになり、
反省しきり。
僕は編集者はやってたし、レイアウトも写真もカットも全部こなしたけど、
デザインの現場でのDTP作業に関しては業者のマターになっていて、
端々をかじっただけで、ちゃんと学んでこなかった。
デザインの感覚も癖が肥大して、強引にそこへ押し込んで体裁をつくろっている。
基礎が充実してこそ個性が正しく飛躍できるものだから、
今の仕事がひと段落したら、しっかり学びなおそうと思う。
で、その「ロボと少女(仮)」は価格が決定!
イベント特価1500円にて発売。
同人ソフトとかの「差分」と称した貧相な動きに比して、
ちゃんとしたアニメーションが
それら同人ソフトの半分程度の値段でリリースされるのは、
自主制作という環境で意義も深く、
また、低廉というだけでなく、内容的にも購入者にお得な提供と言えるのじゃないのかな。
今回値段を決めるのは僕じゃないけど、印刷関係の原価を知ってる身としては驚き。
英断だなぁと思う。
ということでイベント向けの予告CM。
主催者のブースが2日目、 (13日・東Q-30b)
3日目の僕の「むらかわみちお党」(14日・西う-39b)でも頒布するので、興味のある人は是非。
(でも発売初日で売り切れたら、僕のところでは売れないので、注意)
そして今は助っ人で請けたアニメの仕事の真っ最中。
休めねー!
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