ということで中国嫁日記最終同人誌
忙しいけどやりました!
なので告知。
恐らく日本で唯一の「中国嫁日記」同人誌がまた冬コミに出ます。
(っていうか希有馬っち本人が出してるのは同人誌と数えない)
第3弾にして最終同人誌。
その名も『中国嫁日記 核心(ハードコア)』!
主催の唐澤さんとオイラが夜の中野の焼肉屋で議論して決定した大馬鹿タイトルでごわす。
「よめにっきハードコア」とお呼び下さい。
今回をもってこの作者強制参加・強制公認の同人誌は最終巻だそうです。
50万部を標榜しながら、
EBの営業作戦がぬるいのか、
はたまた、絵は可愛いけど漫画として練りが弱くて実は面白くないからなのか、
もう本としてのピークは過ぎたんじゃね?
2巻の投入が遅いんじゃね?
とかいう不穏な空気を払拭し、希有馬っちともども「喝」を入れるべく、
かなり核心を突き、シビアで酷い指摘に満ちた
愛情ある極悪漫画が載ります(いやそれはオイラだけか)。
オイラは前回に2P増して全8Pですよ。なんてことー!
希有馬っち自身が言っていたけど
「嫁日記」同人誌のオイラの漫画は面白い!
(他の作品は「売れたくない病」だそうだが)
実際、あんまり面白いので、
今後はこういう性格の悪い漫画を描いたらどうかっていう薦めを受ける始末。ははは…。
今回も師走の繁忙期にありながら、まったく手を抜いておりません。
ペン入れだけで8本は6時間ほどで済んだけど、
前回よりも時間がかかったのは
女房殿の絵が描き慣れてなくて難しかったから。
希有馬っちが、けっこう独特のラインを手癖で描いているので、そのバランスと勢いが出せない。
今回は女房殿の登場が多いので、思いのほか手がかったため。
でも簡単なページは30分もかからない。
ネームも1本30分ほど。
というかそれぐらいで仕上げないと、他の仕事に差し支えるからね。
僕はもう原稿は完成させているけれど、
他の執筆者の進行はどうかな。
恐らく今回も
あさりよしとおさん、環望ちゃん、野上武志さん、多田克己さん、春風紅茶さん
の皆さんあたりは寄稿されると思う。(基本的には聞いてない)
発売は29日木曜、東 A-09a 「日本晴」にて。
大晦日の僕のスペースでは売る予定がないので、お間違いなきように。
あ、ちなみに31日のうちの出展は東4の「ヨ-38b」ですが、
新刊の44Pフルカラーイラスト集の表紙はコレ。
製版用の画像イメージはこうなりますが、表紙に選んだ紙で妙な効果を狙いましたので、
実際の本は印象が違うと思います。
1冊1冊に微妙に差異がでるような仕上がりです。
印刷会社は基本的に同じ品質、個体差のないものを提供するのが常識と考えるもの。
なので、仕上がりにバラつきが出ることを目論んだら随分驚かれました。
というか印刷ミスとかに見られるのは弱っちゃうらしいのです。
なので予めここで見解を示しておかないと、
頑張ってくれている印刷会社にも迷惑かかっちゃうので、あえて書きますが、
これは僕の趣味です。
以前にお付き合いしていたイラストレーターさんが
PCでの彩色を行う中、最終的な画稿は和紙にプリントして完成としていました。
それで紙の風合いや滲み、繊維によるイレギュラーなどの表現を加味することで
自分の脳味噌の中でコントロールされてしまうものの外を目指していたのが、
僕の中に影響を残しているからです。
今回その紙と印刷機から生じる即興的でいて
斑(ふ)のような鬆(す)のような感じに抜けた柔らかい偶然性の妙を
楽しんでもらえたら嬉しいです。
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