ヤマト2199第2章とコミックス1巻
脱稿したので日記を。
今日はヤマト第2章の公開日。
原稿を描いていて試写会にはいけなかったけれど、これから初日に観てきます。
自分の関わったデザインがたくさんでるはずなので、緊張と期待がないまぜな感じです。
僕は紙ベースでデザインを提出していて、
それを撮影監督の青木さんのチームがCG素材に起こします。
アニメは組織での作業だから、ここで青木さんのアイディアや手が入って、
一層、洗練されたものに仕上がっていく。
こちらも勉強になるし、雪だるま式に良いものができる感覚は、楽しいです。
今月は単行本作業をしていたので、全体に日程が厳しかった。
なので来月号の掲載頁数を減らしてもらっていたのですが、
実質、半月もない中で描くのでやはり大変。
この第2章の冒頭9分がバンダイチャンネルでプレビューされていますが、
今回のオイラの漫画はその9分にも足りない部分を22頁使って描いてます。
アニメの3話はイベントのテンポを優先した組み方になっているので、
僕の方は、この後のドラマのための人間関係などを踏まえるような構成にしてあります。
ゆえにアニメより人間関係の方はテンポを上げてあるかも。
で、それはさておき、
25日発売の電撃ホビーマガジン誌にて
来月10日発売のコミックスの紹介がされているはず。
そこで初めてカバー画が公開になっていると思うのですが(本屋に行けてないので見てない)、
編集部からもこの日が解禁日ということなので控えていましたが、
blogでもやっと公開。
僕のコミックスのカバー画は僕が描いておりません。
ヤマト2199のメインメカデザインをしている玉盛さんに描いていただきました。
っていうかご本人は現在もアニメ本編のお仕事が
設定以外にもメカの描き込みとかレイアウトとか
色々続いている最中なのを、無理を言ってお願いした次第。
僕の思った以上に素敵なヤマトが仕上がって最高に嬉しいです。
肌色が乱舞するコミックの表紙にあって、メカだけですよ。
スターシアの顔を入れてという角川書店社長のリクエストを
僕と編集部がお断りし、
コレにしました。わっはっは。
(その代わり帯びは妥協した)
肌色用の蛍光ピンクインクを使用しない分(笑)、
編集部の提案で全体に銀引きをしましたので、鈍く光ります。
悪目立ちしてくれたらいいなと思っています。
画像は実際のフィニッシュではなくて
仮レイアウトのものなので
実際はもうちょっとだけ変わります。
色味も少し修正しています。
続巻は今後もメカ表紙でいきますので、お楽しみに。
2巻は冬頃という予定ですが、
次は「ゆきかぜ」かな。
しかし、本当に漫画のこと以外に書くことがないなぁ。
朝から深夜までずっと描いているため、
他になにもしていないからなのだけど、
なんかまずい気がする。
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