宣伝というお知らせ。
珍しく自作の宣伝を正面から。
たまにはそういうことも許されたく。
10日発売って聞いていたのだけれど、
印刷自体は先月末にはあがっていた「ヤマト2199」のコミックス1巻ですが、
Amazonでは7日には売り出しスタートの記載があって、
で、普通の書店さんもどうやら同日に販売を始めてしまうらしいことが伝わってきました。
それが早売りということなのかは知りません。
(実際、友人の書店員さんからは、昨日(6日)にバックヤードへ入庫したと連絡があった)
なので、書店売りの特典についてなど、お知らせはしておかなければなので。
角川の編集部と打ち合わせがあったので、刷数のことを尋ねたら
まぁ話しついでの中での話題だったこともあり「抑え気味にしました」とのみ教えてくれた。
僕はさして人気もない、知名度のない漫画家だし、
リスク管理としては妥当なところにしたのだろうなと思ったり。
実際、Amazonで今時点でこのコミックス1巻は「在庫切れ」になってるし、
数の少なさを証明してますね。
かつてヤマトの同人誌を作っていたとき、
出渕さんをはじめ、ヤマトの大好きな漫画家の仲間に素敵な原稿を寄せていただいても
周囲がその本の仕上がりで予想する部数から想像もできないほど世に出た数は少なかったし、
あのときの寄稿者の皆さんへの申し訳なさと同じように
自分の無力を感じます。
アニメ・ヤマト2199の力になりたいのに、力不足なのかな。
ただそれでも自分にできることは誠実に、そして気持ちを込めて作品を描くだけ。
それでも特典をつけるとか、力を入れて下さっている本屋さんもあるのは、ありがたいです。
コミックZINは6日から売り出しちゃってるみたいですが、
http://www.comiczin.jp/info/comic/index.cgi?no=1710
ここにはハガキ大のイラストカードがつきます。
玲ちゃんの絵です。
丸善御茶ノ水店では書き下ろしのPOPが目印で
中にペーパー等が封入されるはず。
POPは森雪の絵です。
ペーパーもヤマトの女性陣の絵です。
だけどその原稿を6日朝に送ったので、
はたして今日(7日)から添付されるかは不明。
ここにはサイン本も並ぶ予定です。
他の書店さんがなにか企画を立てたりしてくれるのかは
僕には情報は入っていません。
あとすでに告知されてしまっていますが、
「インターネットラジオ音泉。」で配信されている「YRA・ラジオヤマト」に
ゲスト出演させていただくことになりました。
http://www.onsen.ag/program/yra/index.html?1341595574191
社長業を辞めてからすっかり人前に出るのが不得手になってしまってるのですが、
(心が磨り減った)
「ヤマトのためなら何でもします!」って編集部にも製作委員会にも言ってあるので、なんでもします。
と、いいますか、
コミックスの宣伝半分、声優さんっていうお仕事されている人への憧れ半分で、
出られたらいいなーって思ってたら実現になりました。
たいしたお話はできないかもしれませんけれど、
第2章も劇場にかかっていることや、コミックス発売のこの気勢で
ヤマトに貢献できたらいいなと思ってます。
でも8回配信では僕に丸投げっぽくお話を任せようとか何とか言ってたので、
冷や汗モノですよ。
ヤマトが好きでも、喋るネタが豊富かといえば別の話ですしね。
あと僕は話がわりと陰気な方向に流れやすいので、
そこはチョーさんと内田さんにフォローしてほしいっ。
追記(7/9)
そういえばコミックスのカバーを外した本体の表紙ですが、
これは角川文庫のパロディです。
絵は95年に同じ角川から出版した拙著「Ringlet」初版でやはり用いた絵を利用してます。
(当時描いた絵を手直しはしてますけど)
あんまりそっくりにすると社内で混乱のもとになるとのことで
編集さんが各所に調整して実現してくれました。
気を遣ってくださって書体とかはちゃんと同じにしてくれてます。
ありがたいことです。
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