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2012年8月14日 (火)

コミケ明け

みなさま。
夏の風物詩となったコミケット、お疲れ様でした。
3日目は前日に連載原稿の脚本も仕上がり、意気揚々もぐりこんできました。

やはり3日目はお友達の参加も多く、
あちこちで挨拶をし、近況を語り合う時間を持てました。
とはいえ、
コミケットカタログへの批判的な考えから
数年前から購入をしなくなっていたり、
(コミケットという組織への批判ではない)
今夏はwebのコミックナタリーで漫画家の参加スペースのリストの公開がなかったり、
そして何より、友人、知人の多くが自分のスペース№を告知をTwitterにシフトしてしまったのか、
僕はとうとう、いつも挨拶するところすら調べきれませんでした。
調べ切れなかったのはもちろん、脚本の作業が深夜3時までかかり、
翌朝までにその時間が十分にとれなかったことがあります。
でも、情報と人の流れの移ろいを感じますね。

ちなみにコミケカタログの批判とは
僕は使いづらい現状の厚さを鑑み、そもそもは分冊を求めていたのですが、
それなりにやはり現実的な筋道でどうもそれは叶わない事情がある様子で、
それでも現状のルーチンを解体して新しいサービスのカタチを模索するのは
提供者の勤めだと言う考えがあるので、
自分は購入をやめたわけです。
現在の自分の考えは、そこからいささか変化してます。
もうカタログは冊子もCD-ROMも販売せず、
ネット上で完全無料の公開か、csv形式での提供にすべきと思ってます。
現実に、ネットではスペース配置をTwitterのアカウント保持者が自己申告で網羅していく
サイトがあると聴きますし、
そこでは数ヶ月前の登録ではない最新のサークルの情報が更新されているとのこと。
ようは「明日は虎兎のコピー誌100部持参します。でも会場で折り!」なんて分かるわけです。
そういう事例がある中で、
準備会がTwitterなんてもののアカに左右されないオープンで公正なものを
オフィシャルに作ってもらえまいかな。
そういうイメージが僕の希望です。
そしてどうやら、準備会はWebカタログに向けて次の冬コミから実際に試行してみるようですね。
http://www.comiket.co.jp/WebCatalog/
サークルの意向やお金の流れなど課題は多いと思いますが、
議論と行動に踏み切ったのは英断だと思います。

閑話休題。
さてそんなこともあり、手持ちの情報が少なかったことや
会場への到着が遅れたこともあり、
ご挨拶にうかがえなかった方々には失礼しました。
どうやら西館が僕の通常のジャンル「創作少年」らしかったので、
東館は最初に駆け足で廻るだけになってしまいました。
なかなか一緒に食事をって約束の果たせずにいる針玉ヒロキさんにご挨拶し、
そこで彼がかかわったアニメ「化物語」の予告編原画の本をいただいたので、
その足で子犬のように喜び勇み、
伊太利堂のよしぞうおねえさまのもとへ。
そこでこの御本をささげると、大変よろこんでいただけましたの。
そして今度は二人連れ立って、ガイキチの名を欲しいままにするEXCELさんのスペースへ。
「火憐だぜ!月日だよ!私達ファイヤーシスターズ!!」とEXCELさんを脅し、
自主アニメーションDVD付きの新刊をもぎとりましたの。
なんとン百万かけてパンター戦車のアニメを作っちゃって、
完売しても赤字っていう大物っぷり。
たいしたものです。
http://excel.zuya.jp/C82_CM/C82_CM2.html

そしてそのまますぐに西館へ。
村田蓮爾ちゃんのところにいたら、くま師匠が顔をだし「売り子がいねぇ」というので、
なりゆき僕が売り子に収まってしまうことに。
なんだか高価なカメラとかもろもろ電子機器など持参してコミケに臨んでいるわりには
お店は敷物もなく、値札もなく、かなり粗雑で、軽食とむき出しのつり銭と本がドカンとあるだけ。
過剰な宣材を用意しろとは言いませんし、僕もしませんが、
お客様への礼儀も、売る姿勢も、なんだか根本的にどこかに置き忘れてるようなスペースで
まったりというより、閑散としてました。
僕は午後から西川伸司さんの売り子を手伝う約束をしていましたので、
くま師匠の売り子さん№2が到着した段階でその場の売り子は終了。
次の約束まで西館2の艦内を全部歩いて見ることが出来ました。

自分のスペースがあるとこうしたことはできなかったなと
素直に思いながら
なんだか久々に買い物をたくさんし、
色んな人の絵を眺めました。
ただ上手な絵は多く見受けるのですが、
なんだかどこかの誰かの絵みたいな塗り方や描き方に感じるものが多いのもまた実感。
ようは型、類型を感じます。
それは自分的には残念な流れかも。

午後1時からは西川さんのところ。
http://3daysboy.blog35.fc2.com/blog-entry-385.html
奥様にも初めてお会いし、ご挨拶。明るくお綺麗な人でした。
誰かのためなら俄然元気な僕でありまして、
彼のヤマトの新刊もあり、ニコニコ積極的な接客に努めました。
西川さんは色紙を何枚も抱えて描いていらしたのですが、
さすがに早い!凄い絵がどんどん仕上がります。
ベテランの漫画家は違いますね。
僕のように線を探りながら描いているのとは大違いです。
しかも手癖じゃない。
その場その場の判断でグイグイとゴジラやメカゴジラ(機竜)が描かれる。
もう羨望です。
それに親しげにお話やご挨拶にいらっしゃる知人も多く、ひっきりなし。
僕のサークルとは大違いです。
特撮、アニメと業界に広く仕事をしてこられた器ですね。
挨拶にお越しになった人の中に、自作のヤマトの同人誌を差し出された方がいらっしゃいました。
その絵を見たとき、初日に僕に人伝えでいただいた本と同じだと思い至り、
初顔合わせの挨拶とお礼を述べたら相手も僕と知ってビックリ。
相手は漫画家の よこやまちちゃさんでした。
いただいた本は以下のもの。
http://yokotiti.x0.to/info/sumple/2012summer.jpg
マグネットもかわいいのです。
追加で手に入れたらXEBECに持っていこうっと。

そうして僕は閉会までずっと売り子。
ご夫妻を野上武志さんの打ち上げにお誘いしたのですが(野上さんの許可も得て)、
奥様はお子さんが待っているとのことで帰宅され、
西川さんと話しながら会場の新宿へ。
喫茶店など満席でなかなか休憩によい場所が見つからず、
新宿ピカデリーでジュースを買ってそのままロビーでやっと腰を下したり。
寄稿をいただいていたヤマトの同人誌が6年かけてやっと在庫がなくなった話になり、
この本で出会った西川さんと僕、玉盛さんの話など、
ヤマトを通じて不思議に縁が結ばれて、2199を上映したここに座ってるねってしみじみ。
縁は異なもの。味なもの。
で、野上組宴会に乗り込んで打ち上げとなりました。

さぁ、あとは仕事です!

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