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2014年10月

2014年10月30日 (木)

サイクル

仕事は熾烈を極めることが見えていて、 
登山で、ただでさえ厳しい冬山を登ってきて、 
「これからあの北壁にアタックするんだな」っていうそそり立つ断崖が視界に入っている感じ。 

今月の連載の更新をお休みしたことに触れ、 
頑張ってきたから、ここでお休みをとってまた執筆に励んで欲しいという、 
本当にありがたい言葉をネットで見かけたりして、涙が出るほど感謝してるけれど、 
連載を休んだからって、仕事を休んでいるわけではなく、休めるわけもなく、 
目標の日程での作業工程で、効率性を極限まで考えると、 
更新をせずに一気に原稿を6巻最後まで描ききるしかないほど追い詰められているからだ。 
なのでまったく休む時間などない。 
それどころか今までにない苛烈な状況になっている。 

こうなった理由は別に遊んでいたわけではない。 
僕はゲームもやらないし、この数年、まともに新聞や書籍を読む時間もない、TVも見てない。 
(アニメやドキュメンタリー、ニュースなど一部のTV番組は携帯のワンセグや録画で処理) 
もう1年近くまともな休みもなく、1日18時間近く働いてきてもこの状態なのだ。 
とっくに裁判所で認められる過労死レベルは超えたまま。 
ただ、零細で一人こつこつ描いている漫画家は誰しもこんなものだと思う。 
幸い体調も精神状態もは悪くはないけれど、 
この仕事の山に普通に当たったら間違いなく身体を壊すような日程を組まれている。 

なのでこれまでの生活サイクルをいじって、 
健康や仕事の効率性、情報の収集や情緒の安定などを再検討していかないとと思う。 

【現状】 
曜日に関係なくただひたすらに繰り返している日常。 

08:00 起床 朝食なし トイレ髭剃り、洗濯や風呂など 
08:30 仕事開始 
11:40-12:40 昼食、または昼食の買出し 
12:40 仕事再開 
14:00頃 食後の通例で1時間ほど意識が落ちるようにイスに座ったまま卒倒・仮眠をとっているらしい 
15:00 仕事再開 
19:00 軽食(納豆またはめかぶ、ヨーグルトなどどれか1品のみ) 1日に食事は1食半程度 
19:20 仕事再開 
03:30 就寝 

アシスタントさんがスポットで入るときは緊張もするのか仮眠はない。食事は2回。 
16時に休憩のお茶とおやつ。 

仕事をしている間は基本FMかCDをMP3化した音源を聴いている。 
10月からFMの番組編成が変わってしまい、 
音楽番組では、Inter-FMのバラカンモーニングが終了してしまったり、 
各局のJAZZ番組が相当数終了になってしまったので、 
音楽習慣の激変があったため、音環境とニュースなどの情報収集の流れが壊れたまま。 
ここも新しいサイクルを作っていかないとならないだろう。 

あとは、睡魔に対するドーピングをどう実施するか。 
カフェイン摂取を検討しているけれど、 
ドリンク剤など殆ど飲んだことがないし、錠剤もよく分らない。 
抹茶の濃茶のカフェイン合有はドリンク剤以上あるので、 
ビタミン摂取も含めてやってみようとは思っているけれど(一応、茶道家だし) 
生活サイクルを見直すことで睡魔という身体の反応に抵抗することなく利用するのも大切。 
今、考えているのは、 
午前1時半頃には寝て、午前6時に起床することで深夜の効率の悪さも克服しようというもの。 
睡眠時間の4時間半はこの5年、続けてきてるので大きな問題にはなっていない。 
こうして時間割を見直しながら、あと1ヶ月くらいで100頁を描くという異常事態を克服していきたい。 

…orz

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2014年10月29日 (水)

ヤマトークとか色々

書きたいことは色々あるのだけれど、どうにも仕事で手一杯で、思うように日記の更新ができない。
事前に宣伝できればと思うものがあっても、後手になってしまう。
仕事の合間の短い時間でなんとか更新できるようにしていきたい。
文章を練るのは頭の体操にもなるので、絵ばかり描いている自分にはよい刺激にもなるから。

机に向かうだけの単調な生活だが、26、27日は色々とあった。
26日。
日本三景の宮城県・松島では、地元と商品開発に当たってきた
「宇宙海軍提督カレー」の販売が、
観光連絡船での内田彩さんの船内ナレーションのスタートと相まって始まった。
前の日記で触れたように、
企画から工程のコーディネイト、付録作成、イラスト、パッケージデザインまでやっている。
味は、地元企業や産品をなるべく利用していこうという中で
仙台名物の牛タンを使用した中辛カレーとした。
1.2人前ほどのボリュームで満足度も高いはず。Curry
天橋立のときもそうだったけれど、
イラストの描き手としての参画ではあれど、なぜか色々任されているような状況でもあり、
地元の担当者さん、業者さんと足並みを揃えつつ製作をしている。
アニメとのタイアップという企画の中で相手が手順のノウハウを得ながら、
僕の編集者や経営者としての経験から持っている情報やスキルで不安や問題を取り除き、
アイディアを練り、対策と宣伝を講じ、発売までこぎ着けた。
中でも僕が一番大切に思っていたのは、
情報や対策案を提供するものの、こちらから議論は決め付けず、
地元の意向や判断を大切にし、
自分達で決めて作ってきたという主体性と実感を持ちながら進めてもらうこと。
どこかの誰かがやってきて、アレヨアレヨという間に勝手に作って売って、
さーっといなくなったみたいな開発やつきあいは結局、地元に何も残さない。
ヤマトとのコラボレーションは1回であろうとも、
ここで得た経験がこの先の仕事においてもよい影響と体験を残すように心掛けた。
なので今回のカレーも紛れもなく、地元の努力と気持ちの積み上げで出来上がったものだ。
当分は、「松島海岸」周辺の観光施設や商店での販売に限定されているが、
商品が好評ならば、別の販売ルートも模索していく準備もしてある。
松島にお出かけの際は、手にとって見ていただければありがたい。

27日。
公開中のヤマトの総集編映画「追憶の航海」のファンイベント、
「ヤマトーク」に招聘を受けて登壇してきた。
社長業の時のつらい経験で、人前に立つことがとても苦手になってしまっているので、
当初は遠慮申し上げたのだけれど、
MCの小林さん、加戸監督、森田さんもご一緒と聞き、なおかつ
僕の描いたEDイラストについての話題などに触れて欲しいとのこともあり、出席を決めた次第。
遅い時間帯にも関わらず、自分的には大勢の人に集まっていただき恐縮しきり。
後半は終電との兼ね合いでけっこう駆け足な感じになってしまい、
話しておきたかったこともままならなかったけれど、
それでも、なんとか取り繕えたようにも思える。
ご一緒いただいた方々、ありがとうございました。
今朝気づいたのだけど、web上でこんな感じにまとまっていた。
http://togetter.com/li/737893
公式さんの発言で、「高校生」とあるのは「中学生」の誤り。
あとは概ねこんな感じだったと思う。

このあとは12月のコミックス6巻の発売に向けて
かつて経験したことのないような怒涛のような執筆の日々が続くわけだけれど、
その前に仕上げておかないとならないイラストもある。
「宇宙戦艦ヤマト2199ぴあ」と「YRAラジオヤマトCD第4弾」の2点。
これもなんとかついさっき塗り終えたので、
近いうちに見ていただけることになろうと思う。
というような状況で、
実は今月のニコニコエースやCOMICWALKERの更新はなし。
(ヤマトの漫画と映画関連の情報などを掲載している感じになってる)
単行本にらみで、一気に原稿を描きあげてしまおうと
編集部と相談の上、今月をお休みして、
次回掲載は映画を睨みながら大量頁でという思惑の様子。
自分的には必要な尺なり演出で必要な頁数と日程が欲しいのだけれど、
なかなか思うようにはいかない。
ともあれ、描き続ければ作品は必ず仕上がる。
さぁ頑張って今日もネームを描こう。

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