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2015年4月

2015年4月17日 (金)

ヤマト講座とか

連載原稿が脱稿した。
なので今日は本当に久しぶりのOFFに決定。
銀行廻りや年金の支払い、事務的な書類の発送をして、
自転車を修理してもらっている間に、いつもより少しだけ豪華な昼食をとる(ハンバーグとか)。
ガチガチに固まった身体にマッサージを受けて、
家でマッコイ=タイナーのCDをかけながら2時間ほどお風呂に入った。
晩御飯は簡単な自炊で済ませて、
買っておきながら聞いていなかったCDをかけて、
これまた読んでいなかった本に目を通す。
明日は新潟へ出かけて
2199展でお世話になった方々と久しぶりにお酒を呑む予定。
寒いのも暑いのも大好きな僕なので、
雪の積もっているシーズンに訪ねたかったのだけれど、
仕事のほうが積もってしまっていて、
果たして桜のシーズンに間に合うかなという季節になってしまった。

そういえば、アニメ館での展示と併設された僕の生原画の展示からちょうど2年がたつ。
フデタニンが言っていたけれど、
漫画の生原稿の展示の機会はめっきり減ってきているのが現状みたい。
それはデジタル化の流れで、ネームや下書きまでPCの中での作業になって、
肉筆画というものが存在しなくなってきていることや、
額装などの手間や調達、原画にかける保険の料金、
そしてその経費をどこが負担するのか、
色々な要素があって容易く催せるわけではないからだ。
昨年開催されたヤマトの原画展はグッズの販売でまかなうシステム。
あるイラストレーターさんの奥さんが、夫の催す原画展への来場者を指して、
ただで絵を観て、グッズも買わずに帰る客を乞食扱いしていたのを思い出す。
僕はまったく首肯しない態度と感情だけれど、
個人での開催には経費の負担が重いというのは事実だ。
でも、個人負担であってもまた生原稿を展示する機会があればいいなと僕は思っている。
「方舟」の上映も済んだ今、ヤマト2199は本当に僕の漫画1隻の単独航海になる。
(先々、ハリウッドでの実写化とかそういうものが動けばまた変わろうが)
ヤマトという作品の温度を保つ意味で、漫画の連載だけでなくて、
そうしたイベントを少しずつでも維持していければと考えるからだ。
ワニマガジン社が神田日本橋にオープンしたギャラリーがあって、
http://www.caiman.jp/space/
親しい編集さんから機会があればというお話もいただいているので、
条件が整えば東京で催すのもいいかもしれない。

そう、そしてヤマト講座。
これもまたそうした温めるための時間だ。
4月1日に告知がでたので、
主催の小林さんに、これは四月馬鹿としてスルーされるに違いないと笑っていたのだけれど
どうやら真面目な話になったので、何を喋るかも考えていかないとならない。
面白楽しい話が大の苦手で、ぶっつけ本番に致命的に弱いから、
話材を決めたらそれを何日も反芻してやっと人前に出るので大変。
秋のヤマトークでは物凄く準備をして、話しをした3倍くらいのものを用意して、
それを自宅で何度も何度も声を出して唱えて壇に上がった。
YRAのゲストのときも同じ。
そうした下準備の基礎と修練があって、人前でやっと話ができる。
子供の頃から父に「お前は自分より出来が悪くて、恥ずかしい」と
本当に気軽にそして心無く言われ続けて育ったので、
人生の前半はそのリハビリに当てたようなものだった。
ようやっと人並みに他人を恐れずに立てるようになったのに、
亡父の会社を継ぐことになり、社長をしていた時期に
気持ちを通じ合えなかった社員との関係と孤独、
自分の才と能の不得手に対峙する毎日に、完膚なきまでに破壊されてしまい、
人前で喋ることがすっかり苦手に戻ってしまった。
なので、僕なんかの話の何を聞きたいのかという問いかけを始めると、
自分嫌いが発動して凹みまくるから始末に終えない。
もの凄く暗い話なら切々と語ることは出来るけれど、
それは流石にまずいので、
「暗くなったら誰かにイエローカードをかざしてもらうとかどうでしょう?」と
小林さんに問うたら、それは自分がフォローしますって言ってもらえたので一安心。
自分のつたなさを誤魔化して、
なおかつお客様には楽しんでもらえるようにゲストとか呼べたらと思うけれど、
僕から声をかけるのは苦手だし、
そもそもヤマトに関わるお友達は人数が限られるし、
皆んな忙しいから余計に気が引ける。
全部自分がかぶればいいんだとか思い始める。
西川伸司さんや、麻宮騎亜さん、北崎拓さんみたいに
人前で楽しく話が出来る才や技能があればいいのだけど、全然ないし、
せめてお客様がどんな話に興味あるかとか分ればなと思うけれど、ううむ。
来週には小林さんとの打ち合わせを始める予定で、
僕に依頼した思惑から、語るべきテーマが何か見つかればいいのだけれど。
そもそもヤマト2199のスタッフとはいえ、
途中参加の外様のような身分で、中核にはいなかったし、
お話も、劇場でのイベント上映で初めて知ったような、
一般のファンと何も変わらない状態の自分は、
「講座」としてお話するような立場にないのではと不安ばかり。
実はからっぽだという化けの皮が剥がされるってイベントなら貢献できるのかも。
とか考え始めるほどには、僕は僕を信じてはいないし、劣った存在である自分が嫌いだ。
と、このように暗くなっていく。
ただ、話を聴きにきていただける人の期待には応えたいし、
楽しんでいただければと思うのも本音なので、
自分なりに興味を持ってもらえるものをお話できるよう頑張ろうと思う。

あ、そして今月の連載の更新は
前回の4Pも含めて掲載になるので既読と勘違いなきようご注意を。
全部で22P。
連載のスケジューリングの調整で今回はここで切って、
次回からは30P以上で掲載予定。
いよいよ反乱編の伏線もちらほらと。
http://gyazo.com/b396a9e894d6320f8ed5517a2d1cd985

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2015年4月11日 (土)

ピクチャードラマなるものは

BDの特典情報が出てきたみたい。http://yamato2199.net/about/goods_a.html
ピクチャードラマは企画は製作委員会で、僕が依頼を受け、
ネタ出しから脚本、ラフ、絵コンテ、作画、選曲、演出補助までやったので大変だったよ!
郡司Pの希望やバンダイさんの要望を入れつつ7本ネタ出しして、6本ラフ、4本絵コンテ化、3本採用という流れ。
真面目なお話よりコミカルなものが採用率高し。

どうやら監督がBD版上映で20枚と言ってらしたようですが、絵は30枚以上描いてます。
彩色はアシさんたちに助けてもらいながらなんとかやり遂げました。
(というか、この特典の存在は監督にはなぜか教えないで動いていたらしいw)

音声の収録時にはキャストの声優さんに声を当てていただいて、感激。
桑島さんには、漫画の〆切が重なって、宮沢賢治の朗読会に行けなかった事とかお話しましたが、
田中さんには、「ストライクウィッチーズ」2期でミーナ隊長の勲章(パンツ)のデザインをしてました!
とは言えませんでした…orz

BDは販売元ごとに色々とオマケが付くけれど、この特典映像は
バンダイビジュアルの製造する初回限定生産BDの特典ディスクに含まれるので、
どこで買ってもこの初回限定版なら大丈夫。

ということで、連載漫画の〆切間近なのでこれにて!

[追記]
ピクチャードラマは
「映画では語られなかったキャラやエピソードを膨らませて描こう」という企図でスタートし、
僕はそこに本編の脈絡で説明を補足できるようなエピソードを
ドラマとして付加できないかという模索をしてみました。
製作委員会との意見交換をしたのちにこちらで提案したのは、前述のように7本。
 「謁見」
 「ピックニック」
 「蒼ざめし我が心に」
 「考察・沢村の穴」
 「聖アントニウスの誘惑」
 「錬金術」
 「会戦」
とそれぞれのセグメントに仮タイトルが与えられ、うち制作されたのは3本。
各エピソードは絵画的に異なる表現をしようというアイディアで、
線画の処理や彩色のタッチなどそれぞれ変えてあります。

ということで連載漫画に戻ります!はぅぅっ

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