久々の日記更新
あんまり間が開くと日記ではなく月誌とかになってしまう。
コミケット以降、すぐに連載の〆切、業界誌表紙の取材、SF大会(鳥取県米子市)、
帰宅して9月は単行本作業、連載の執筆、ネーム集の執筆編集、
大阪でのヤマト講座、書店特典と休む間がなく、
落ち着いて日記を書く時間もとれなかった。
親しい人とお酒を呑む機会がなかったとは言わないけれど、
疲れているのか、少ない量で酔いが廻ってグロッキーがしばしば。
出渕監督と新宿でお酒を呑んだ日も、
気づいたら自宅の玄関を上がった床に倒れていて記憶がない。
こわいこわい。というかとんだ失態。
要注意だなぁ。
あれこれ書きたいことはあるけれど、
公的な報告とお知らせを中心に。
8月末のSF大会は初めての参加で、分からないことも多かったけれど、
とても良い出会いに恵まれて、楽しく過ごすことができた。
僕はもっぱらヤマト関係の企画などに召集がかかっていたのでそこを中心に。
でも金田伊功さんの作画についての講座や
加藤直之さんの電子画集の紹介、板橋克己さんのメカ講演など
興味深く、またとても勉強になった。
そして「宇宙戦艦ヤマト2199・星巡る方舟」が星雲賞を受賞して、
会場にいた出渕監督を始めとした関係者はみな大喜び。
米子の夜に祝杯をあげた。
メカデザイナーの山根公利さんは隣の島根県在住で、
監督に「飲みにおいでよー」と非常呼集をかけられ参加。
初めてお会いしたのだけれど、僕の母が島根出身で、
しかも山根さんと同じ市内であることが判明。
なんだかとても仲良しになれた。嬉しい。
米子からの帰宅後、コミックスは加筆修正も済み、無事に入稿。
追加頁は2枚、口絵もカラー化。トーン追加や加筆は殆どの頁で行っている。
玉盛さんのカバー画も、ドメラーズと次元潜行艦の雄姿がかっこいい。
コミックス7巻の発売は10月10日土曜。
流通の関係で数日早い発売の店もあるかもしれない。
そろそろ見本も刷り上るはずだけど、まだ未見。楽しみ。
内容は、前の6巻もそうだったけれど、アニメとはお話を組み替えて、
流れを維持しながらドメルの描いた戦略を2つの戦いで一気に見せていく。
ドラマのほうも違う印象のものを織り交ぜて、肉付けを。
物語が後半へと向かっていく段階で、プロットやキャラの方向性に
僕の思惑が明確になるにつれ、違和感を抱かれる人が出るのは覚悟のうえ。
アニメのまんま漫画にしたら意味がない。
終盤の徳川機関長の言葉は、
若い人よりも仕事で中堅以上の年代の人なら、感じるものがある。
そう願ってのもの。
これは違うと言う人がいてもいい。
でも僕はそういう解釈をし、想いを描きたかったのだから。そういう漫画。
追記:届いた!(10/1)
7巻の発売に合わせて、ネーム集の第3弾も刊行される。
今回も2集と同じく、ヤマトクルーさんからの発行で、
コミックスの5巻6巻のネームと、その全頁の解説が載っている。
表紙はこんな感じ。
内容は巻頭カラー8頁にモノクロ本文96頁。
各々こんな感じになる予定。
ヤマトクルーでの予約期間は終了してしまっているけれど、
今回部数限定で、ComicZINの店頭販売がされる予定。
http://www.comiczin.jp/info/comic/index.cgi?no=5040
webで告知も出ると思うけれど、コミックス7巻と同時発売のはずなので、
予約されていない方で秋葉原や新宿のZINで見かけたなら
手にとっていただけたらと願う。
またZINにはコミックスの通常の特典としてポストカードの付録つき。
西条さんにしました。島根県出身なので大好き(そこかよ)。
丸善・御茶ノ水店でもポストカードとペーパーが付く予定。
絵柄はカードの方はお店から男性キャラでとのことで、フラーケンとハイニ。
ペーパーは新見さんにした。https://gyazo.com/8b14fcac99b1e86b0e9be230b3e0a60a
7巻ってあんまり女性が活躍していないので、誰を描こうかなと思ったら、
お話でお局様全開だった新見さんの、可愛い感じを描いてあげようと思い立ちまして。
いつかカラー画にしてみようかな。
27日の日曜日はヤマト講座in大阪だった。
会場の雰囲気も良く、
ゲストの堺三保さん、大本海図さんのご協力で
終始にぎやかで、笑みに溢れ、
自分も楽しい時間として過ごすことができた。
というか普段より陽気なくらいで、あとで赤面。
今回はなんだか僕の漫画を解剖するような内容だったので
参加されたお客様に楽しんでいただけるのか
甚だ不安だったのだけれど、
和やかな雰囲気にすっかり調子にのってしまったんだな。
ともあれ、ありがとうございました。
当日の特別メニューは僕の方でレシピを考えたものだったので、
ここに備忘録的にメニューを掲載。
********MENU**********
【ドリンク】
◆「太田の寝酒」(ワイン)
大阪産のワイン
大阪はワインの産地なので、地場のワインを調達。赤白どちらでも可。
◆「大都督の祝杯」(カクテル)
ズブロッカとアップルタイザーを1:1で。
そこに薄い輪切りの生キュウリを数枚(またはスティック状)。
グラスには氷。度数高め。
◆「沢村の穴」(カクテル)
梅酒とホッピーを1:1で、あとは氷。
肉体労働に疲れた労働者のお酒w
◆「惑星間弾道弾」
黒ビールのみのデカ生ビール。
◇桐生さんのお茶の時間(ソフトドリンク)
トワイニングの「レディグレイ」を購入し、アイスティに。
これは自分が好きな香りだから。
【フード】
●「青虫のソテー・ガトラン風」
ひき肉をオリーブオイルで軽く炒め、そこに
食べやすいサイズに切ったホウレンソウ(多めに)とナスを合わせて
さらに炒める(ここでは味はつけない)。
そこに、プレーンヨーグルト+塩+ニンニクすり身(チューブ)で仕上げたトルコ風ソースをかけて完成。
●「ククルカン麺」
既存メニューのネギ塩豚丼の具材に、賽の目に切った生の水ナスと、スパゲティの麺をあわせたもの
●「デスバーテーター」(実現ならず)
食パンを斜めに切り、その上にカニカマ、たらこ(チューブ可)、スライスタマネギを敷き、
マヨネーズを軽くかけ、とろけるチーズを乗せてトーストする。
●「クリーム・メルヒ」
クリームチーズとアボカドを1:4程度で和えて、カイワレ大根を少々乗せ、
ワサビドレッシングをかけて完成。
ドレッシングは市販品で可。ワサビ強めが良い。
●シャンブロウ
梨を入れた牛乳寒天。仕上げにミントの葉を1枚。
スイーツとして。作りおき出来るので便利。
翌日はヤマトの連載の更新だった。
いよいよ反乱編。
新幹線の中でもアイディアを練りながらで、
まだお話が固まってこないけれど、
アニメ本編とは違った印象の漫画版ならではの話になるよう頑張ろう。
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