色々と公開
この週末の24日から、ヤマト2202の第2章が劇場公開となる。
自分もモニター設定で参加をしているけれど、
僕は紙で描いて提出のスタイルをとっているから、
最終的にCGへ置き換わったものは、自分のイメージとやや異なるものになってる。
デザイン的なチェックに僕が関与するプロセスがないから致し方ないのだけど、
編集のエディトリアルではありえないが、
アニメ制作はこういうものなのかな。
ともあれ、関係者試写会で観たときは、そういう「違い」が気になって、
内容が頭に入ってこなかったので、
どこかでちゃんと劇場に足を運びたい。
初日は席がとれなかったし、
理事を拝命しているマンションの管理組合の会合が朝9時から入ったので、
家で仕事をしていることになろうと思う。
ヤマトの劇場公開で初日に行かないのは珍しいことかも。
24日は僕のコミカライズの2199が久々に更新になる。
(おそらく、ComicNewtype) https://comic.webnewtype.com/
1月には脱稿していたものだけど、
それを10頁以上にわたり修正と描き直しをすることでようやく掲載許可が出た。
https://gyazo.com/1e60a728a69016c4ecce2b7b4e9346a5
コミックスにまとまるときは、元の内容に戻してもらう約束にはなっている。
そこについては角川が尽力をしてくれたし、
異動になってしまった元の担当編集の助言もあってのことで、
感謝をしている。
ただ最終的には単行本に収録されない絵を描くのは、少し悲しかった。
それでも手を抜かず、力強い絵になるよう心がけたので、
久々の更新を見ていただけたらと切に思う。
その更新の際に、頁の末尾に色々お知らせが公開になる。
ヤマト2202の仕事や、連載の事情などもそこで触れていく予定。
多くの人は映画の公開初日だし、
そちらに気持ちがいってしまっているだろうけれど、
影で頑張っているのだ。
夏のコミケットは受かって、サークルガイドも到着。
三日目の13日(日曜) 東7の こ-41b
新刊もできているし、あちこちに寄稿もする予定。
相変わらず サークル.msのwebカタログでは
お気に入りのリストから毎度登録抹消されるので、
むらかわは落選したなと思う方も多いと思うけれど、
影で頑張っているのだ。
イベントといえば、11日に新潟COMITIAに行ってきた。
サークル参加ではなく一般入場で。
こじんまりとした規模ながら、サークルも参加者も温度が高くて、
漫画を楽しむ意気を感じるものだった。
大都市圏への集約、ネット販売の拡大、客層の変化と人口減。
地方の漫画イベントの再生を考えていこうというテーマを抱えて、
それら課題や逆に地方ならではの魅力などを踏まえて、
考える時間を現地の方にいただく中で、
元企業経営者として意見を交わした。
企業活動、そしてイベント設営も連綿と繰り返し続ける中で、
昨日を踏襲し、押し流されるばかりになり、
「自分とは何なのか」「自分はどうありたいのか」を見失い、
目標に掲げる姿や心が見えないから、
動くための方向も標も、歩くための骨も芯もなく、
マインドとは異なる数値目標が、ありたい姿になりすましたりする。
誠実に向き合っていても押し流されることはある。
だからこそ、理想、理念を言葉にしようと話した。
その言葉があれば、
自分が向かうべき先が意識できる。
今の姿との違いや、己の活動の誤りを発見できる。
新しい企画を見出せ、連携させる意味が強さになる。
理想のための忍耐もできる。
それは企業に限らず一個人でも同じだと思う。
新潟のイベントなどで時折お会いする方がいる。
僕と僕の描いた漫画について一所懸命話そうと努めてくれる。
ヤマトという作品が大好きな人で、
ヤマトはこういうファンのものであり、支えられているんだなと思う。
3月のガタケットに参加した折も訪ねてくださり、
「ヤマトを応援するためにTwitterを始めました」と話していらした。
僕はアカウントを持っていないけれど、友人から聞こえる話では、
RTや何かの受け売りではなく、批判を目的とせず、
大好きなヤマトについて自分の思っていること考えていることを
自分の言葉で熱心に発信されているとのこと。
ヤマトのファンの中でも共感される人が増えてきているそうだ。
https://twitter.com/tomoneko_2199
それは素敵なことだ。
でもそれとは逆に、
誰かの発したヤマトの新しい情報を
人より先に吹聴して回ることで
ヤマトファンの中で自分を大きく見せようとし、
それで自己顕示欲を満たしているような動きをしている
ファンの人もいるとやはり友人から知らされる。
自分の言葉ではなく、言葉のリスクも追わず、
自ら相手に確認もせず、
周囲を出し抜くことで己を誇る先に、
その人はどんな自分になりたいのかな。
なりたい自分を言葉にしたとき、
その姿と自らの言動は本当に同じ方向を向いているのかな。
その姿は我欲にまみれた業界ゴロでいいのかな。
現実主義をもって重用する人には理想論を軽んじる人がいるけど、
軽んじる人ほど、道を失った汚い現実や己を自己弁護するばかり。
言い訳を語る人が魅力的に見えることはない。
このblog以外にSNSを始めてみようかなと思い始めてる。
Twitterではなく
Instagramで、これまでに公式や個人的に描いたヤマトのイラストを
フレーミングして公開したらどうかなと。
僕の描いたヤマトの絵はイラスト集とかにまとまることはないだろうし、
ならば2202のエールになればいいかもと思って。
影で応援を頑張るのだ。
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