2018年7月19日 (木)

漫画を描こう!

本日19日にComicWalkerで更新されたガルパンのスピンオフ新連載の巻末に
僕の漫画の連載告知が掲載されました。
https://gyazo.com/91ca268a3311274fd7fcd24b2fc0c19c

おおまかなプロットは出来上がっていて、
現在は製作委員会の確認を待っているところなのですが、
今日のこのプラウダ校の漫画のスタートに合わせて
コミカライズのラインナップを発表したいというのも委員会の意向で
このようなお披露目になった次第。
最終章の公開などとからめた事情があって
当初の予定より遅いスタートになってしまいましたが、
鋭意準備を進めています。
というか、折に触れ言っていますが、
僕はミリタリーの素養が殆どない人間で、
宇宙戦艦以外にメカへ興味を持ったこともないものですから、
素人過ぎて、自分が何が分かっていないのかも分かってないという
よくある勉強できない子状態なのです。
なので今回の連載は
周囲の詳しい友人達からの手助けをいただきながら取り組んでます。
その場でも、僕が本当に何も知らないので、
こんなに知らない子だとは思わなかったと唖然とされてますw
今回の連載はそんな理由もあって
ガルパンのコミックではお馴染みの才谷屋龍一さんに
お話作りの協力や考証のアドバイスを頂いてます。
タイトルから、どこの高校が舞台になるか判ってしまう人もいることでしょう。

昨年、大洗を訪れたときに、ガルパンのコミックや同人誌に多く触れました。
それらを眺めつつ、自分のやりたい絵やお話は見当たらなかったので、
これは自分の居場所があるということなのか、
それともニーズがないから空いてるのか、
と、色々思案しましたが、
とりあえず毛色の違った漫画は描けそうに思います。

じゃあヤマトの漫画はどうなるの?
と思われる方もいらっしゃることでしょう。
ガルパンもヤマトも同じKADOKAWAのレーベル内のお仕事ですし、
編集部間の連携も出来ておりますので
ヤマトの連載再開を視野に入れながらのガルパンになります。
ヤマトはその再開時期について、すでに関係各所の確認もとれていますので、
コミックス9巻の発売も含め、近いうちにお知らせできると思います。
なので実作業的には、
ガルパンとヤマトの仕事が重なるタイミングもあろうかと思っています。
そこはまた編集部と執筆工程の在り方を検討していく予定です。

ヤマトの連載を中断させて、この1年半くらいは
アシスタントを手放して、一人で仕事をしていたので、
漫画を描くための体制も考えていかないといけません。
再起動には蹴飛ばしの力が要るのです。

今年になって親しかった人、顔見知りの人の訃報が続いていて、
自分の中でもっと描かないとっていう気持ちが高まってます。
笹井一個さん、
藤田香さん、
梶山浩くん、
みんな、もっと描いていたかったろうなと思うとやりきれない。
僕もヤマトの連載で身体を壊してしまったけれど、
体調に留意しながら、もっと絵を描こう。
漫画を描こうと思うのです。


あ、夏コミは出ます!
日曜日の西・り-36b です。

|

2018年5月 1日 (火)

ラジオ放送直前!

もうあと数日となった5月5日のヤマト音楽だけをかける4時間のラジオ特番番組、
当日はNHK-FMでも「今日は一日***三昧」を放送するようですが、
こちらは地方FM局であり、張り合うなんて必要もなく、わが道を行く予定です。
番組へのリクエストは4月20日で〆切ましたが、
その後もどんどん届いているそうです。
ありがとうございます。
番組の予定ではリクエストに集中したお時間も設ける予定ですが、
企画構成や選曲の関係で十分にお応えできないときはゴメンナサイ。
普段めったにかからない、聴けないような曲もお届けできるよう、
廃盤や奇盤珍盤を探してあれこれ準備してたら、テンコ盛りに!
25日に公開を控えた2202第五章にも触れたいし、
どうなるやら。
音楽番組のはずがトーク番組にならないようにも要注意。
あ、庵野監督もゲスト出演が決定しています。

全国からいただいたリクエストが
クローバーラジオ開局どころか、前身のすまいるFM時代を通じて
最高の数になっているそうで、
ヤマトファン凄い。
その反応に驚いた局が、再放送もしてくれることになりました。
詳細はこちら。
https://clovermedia.jp/post-43157/
番組は四部構成各1時間となっているので、
5月8日(火)~11日(金)の四日間、1時間ずつを朝夕の2回再放送するとのこと。
連休のイベントやお出かけで聴けない人もこちらでカバーできるかと。

ラジオはFM電波の届く範囲しか聞けませんが、
ネットの時代なので、全国どこでも世界でも配信で大丈夫。スマホとPCで聴けます。
課金のないスマホアプリ「listenradio(リスラジ)」をDLし、
「クローバーラジオ」を選択する方法と、
(クローバーラジオはRadikoのリストにはないので、アプリはリスラジのDLが必要です)
PCからなら、インターネットサイトの「サイマルラジオ」にアクセスし、
http://www.simulradio.info/
「クローバーラジオ」を選べばOK。

また、局のほうで番宣CMを作ってもいいよということになり、
それもクローバー局の通常放送のCM枠で流れ始めています。

リスナープレゼントもあります。
リクエストやメッセージをいただいた方の中から3名、
お好きなキャラをご指定いただいて、
それを僕が色紙に描いてサインをし、お贈りします。

はてさてどんな番組になるのか、お送りするほうは冷や汗ものですが、
どうぞ放送をお楽しみに。
こちらは連休のほかの時間は原稿を描いてます。
慌しいGWです。

|

2018年4月 7日 (土)

5月5日はヤマトラジオの日!

昔からのヤマトのファンの人の多くは、ラジオに特別な思い入れがあると思うのです。
オールナイトニッポンの特別番組で聴いた生放送のラジオドラマ。
西崎Pさんが日曜夜に語る、ヤマトの乗組員たち。
ささきいさおさんの水曜夕方のペパーミントストリート。
ヤマトの一番新しい情報はTVでは流れないし、ネットもない時代に、
僕らはラジオへ噛りつくように聴き入っていたものでした。
今のように声優さんたちが集まって終始面白おかしくトークをするのではなく、
色々な情報や企画が盛り込まれていて、ラジオの豊かさを感じさせる番組。
西崎さんが深夜に宮川泰さんに電話をして、
その電話先で「今、曲ができた!」と
宮川さんがその場でピアノの弾き語りなんてハプニングに
驚き胸躍らせたものです。
(今から考えると収録番組だし、色々おかしいw)
音だけのラジオって
TVや配信動画とは独特に異なる距離感をもって
聴く人に届く存在だなって思う。

ということで来る5月5日にラジオに出演することになりました。
宇宙戦艦ヤマトの 音 楽 だ け をかける4時間もの特別番組です。
ヤマト45年の歴史で、音楽だけっていう特番はこれまで皆無のはず。
某NHK-FMの「今日は一日**三昧」だってこんな番組はやりません。
埼玉県南エリアのFM局「クローバーラジオ」で
14~18時の特別枠。
https://clovermedia.jp/dosp/20180505/
ネット配信もされるので、スマホのラジオアプリやPCがあれば
全国どこでも聴けます。

宮川親子楽曲だけで1000曲を超えるような膨大なヤマトサウンドから、
いったい何がかかるんだろう。
何をかけてもらおう、
と思っていたらゲスト出演だけでなく企画も出せということになって、
スタッフとあれこれ作戦会議を重ねています。

色々とまだ仕込みをしている段階ですが、
ゲストには庵野監督をお招きできそうな感じです。
他のかたも交渉中。
今回はゲストもリスナーのかたも
「思い出のヤマトのシーンと思い出のヤマトサウンド」で
リクエストに応えていきたいなと考えています。
庵野監督は何を語ってくださるのか。今から楽しみ。
リクエストは曲名などが分からなくても、
「TVのPart*の第**話のあのシーンでかかった曲」みたいな感じでも構いません。
もちろんヤマトとの思い出と普通に好きな曲のリクエストもOK。
思い出に染まる前の2202のあのシーンの曲を!ってのも良いと思います。
膨大な楽曲数から可能な限りお応えするため、
該当音源を探す必要もありますので、
リクエストは4月20日までにラジオ局の投稿フォームからお願いします。
https://clovermedia.jp/radio_messageform/
(土曜スペシャルを選択)

5月25日からは2202第五章 煉獄篇の上映も控えているので、
シリーズ最新作の話題や楽曲にも触れる企画を考えています。
2202のサウンドトラックは第1集が発売されているけど、
物語の今後の展開をイメージしつつ、
「こんなレア曲が流れるかもしれない!」予測とか、
74版から2202まで色々なバージョンが存在する主題歌の
聞き比べをして違いを味わうとか、
「さらば」公開から40周年にも当たるので考察するとか、
色々やってみようと模索中。

先に触れたように
聴き方は地方局なのでFMラジオではエリアに限界がありますが、
そこはネットの時代なので、
リンク先のwebにも記されているように、スマホとPCで聴けます。
課金のないスマホアプリ「listenradio(リスラジ)」をDLし、
「クローバーラジオ」を選択する方法と、
PCから、インターネットサイトの「サイマルラジオ」にアクセスし、
http://www.simulradio.info/
「クローバーラジオ」を選べばOK。
リクエストの数など番組が好評なら、
再放送も検討してくれるそうです。

2202第6章のモニター設定と、小説第3巻の挿画と並行しつつ
ラジオの企画と出演の準備は進めてます。
音楽にまつわる解説やお楽しみ企画が盛りだくさんの4時間になればと
思っていますので、
GW連休のひと時をヤマトの音楽で過ごしていただけたら嬉しいです。

|

2017年12月25日 (月)

心はどこへ

世間様はクリスマスだ。
24日はお誘いを受けて親しい人たちと目黒の五百羅漢寺で精進料理を食べてきた。
http://rakan.or.jp/
全然クリスマス気分じゃないけれど、美味しかったし楽しかった。
自分は茶道の茶会で懐石料理をいただく機会は多いけれど、精進料理は初めて。
この数ヶ月、ずーっと仕事に追われていて、
Instagramの更新がやっとという状況だったので、
息抜きのできた時間だった。
年内まだまだ仕事は山積しているので、引き続きがんばろう。

NHK-FMでクリスマスPOPSの企画で曲がかかっていた。
聴いていて、男性グループのダンサブルなものの歌詞って、
ベタベタとロマンチックなシチュエーションを男っぽく語るばかり。
ああ、女性の夢や憧れに訴えているだけなのね。
女性歌手は女性の理想や心情を語るばかり。
日本って 男 の 心 の た め の 歌 はどこへいったんだ?
男性グループの歌うベタベタなバラードも、
歌詞は俺様的な立ち位置から女性に向けて、
オマエのことが一番だって想ってやってる優しい俺(でもそれは俺がエライから)
って心の底では意地の悪いナルシズムに満ちた馬鹿男の浅はかさ全開。
男の歌ってこんなに独善的で他者に対して汚らしいエゴをなすりつけるものなのか?
番組の最後にかかった桑田佳祐の「白い恋人たち」はさすがに大人の歌詞で、
桑田は別に好きじゃないけど、姦夫姦婦へ向けた商売臭い甘い歌より100万倍はまし。
歌は、人生の伴走者だと思うので、なんだか虚しい。

来週末はコミックマーケット93だ。
年末だ。
僕は31日の日曜日、東4ホールの ヤ-54a で参加。
新刊を出す予定。
この数年のイラストをいくつか選んで補筆し、
原画とほぼ同サイズで収めたA4判フルカラーイラスト集。Ad1
KIYOCLUBで描いた、魔法使いサリーなども収録。
その冊子には、特製付録も同梱。
というか付録のためにいささか高価になってしまった。
蓄光印刷を用いて夜間でも発行する丸メーターのステッカー。
貼り直しのできる糊を使用しているので、
冷蔵庫とかノートPCに貼って楽しんで貰えたらいいなと思う。
https://gyazo.com/92f57f6b897e53e378e2bfdb51dc01b6

他にもいくつか寄稿などしている。
最近おなじみのKIYOCLUB(30 日 東と-11a)の新刊2種類のどちらにも参加している。
一つは横山光輝本。
もう一つはエロマンガ先生本で、
後者は緊急特命編集長をいつのまにか仰せつかっていたのはいいが、
エロかわいい小動物のような妹本を作ろうと思っていたのに、
集まってくる原稿が重量級のオッサン臭漂うくどいエロスにまみれていて、
下克上的に編集コンセプトの転換を迫られる結果に…orz

よしぞうおねえさまの伊太利堂(31日 東V11a )で発刊する
斎木先生の「フランス戦車本」にも寄稿。
こちらは本文掲載だけでなく、
コミケ会場での購入者特典にもイラストを採用していただいている。

そしてサークル甲冑娘(30 土 東A-74a)の
「激突!女子高生お色気戦車軍団10巻」へ寄稿。
以下は、ザクッと塗って、細部を整えていく前のもの。
https://gyazo.com/f666cd33c3ea15bca7b2f7af3465071e

最近の僕の彩色の方法は
ラフ画に大まかな彩色をして色調や大きなタッチをつけ、
それを清書した線画の上にどっこいしょって拡大して乗せてしまう。
それでちまちました筆先で見失うような大きな筆さばきを維持したり、
大胆な色使いを残して、詳細を仕上げる。
だからこの絵でもレイヤーは背景を入れて5枚。
しかも凄く早いw 
そしてパーツわけを細かく気にする絵にしていないことを利用し、
境界での混色などそういう偶然性の遊びをどんどん入れる。
アクリル絵の具で塗っていた時の感覚に近づけつつ、
細部を整えたあとで、効果を足していく方法。
解像度600dpiで塗ると、
どうしても相対的にブラシの筆先が小さくなってしまうので、
この拡大どっこいしょ方式はそうした筆先の大きい使い方が生きてくる。
デジタルゆえに出来る発想でやってみた、今の僕の彩色方法。

ガルパン最終章の上映がスタートしている。
僕は試写会で観た。すごく楽しい作品になっていた。
でも疑問や不満も散見されて、少々複雑な気持ち。
まず、戦車戦を前提にしたゆえに音響が試写室では大失敗してて、がっかりした。
戦車砲の音は低域の成分が多く、その迫力は左右の振り分けではなく、センターに定位される。
そこを強調しようとすると、必然的に真ん中の音が強くなる。
結果、OPの歌のボーカルが左右にある楽奏より前に出過ぎて、
気持ち悪いほど前にきてしまっていた。
まるで演歌歌手が目の前で歌謡ショーやっているようなクドさ。
OPの問題は、もう少しミックスダビングの段階でボーカルの成分を減らして
オケを前にこさせる配分があってしかるべきだろう。
前代未聞の酷いステレオ感だったよ。人生50年で最悪レベルのもの。
これが歌のレコードエンジニアの立場だったら逆上か号泣の酷さだ。
スケジュールの厳しさから、音響デザインで配慮を欠いてしまったのかな?
本当に驚いた。
そしてお話に関して。
大洗の面々がとった行動は悪手であって正義ではない。
それを認めるのではなく、反省がなくては、世の汚ならしい大人の馴れ合いと同じだなと思う。
ガルパンって、そもそものTVが高校廃校を阻む理由から、
生徒会が生徒をだましたり強制したりしてでもなんとかしようっていう悪手に出た話で、
でもそれは大儀になりえるものだったけど、
今度は一個人の便宜をはかるものだから、
それってコネとかズルとか裏で手を回すとか、替え玉受験と大差ない、
そういう汚らしい人間の馴れ合いだ。
やっぱり、戦車道ってものに劇中で基本的に芯がないからこうなるのかなぁ。
自分が正しいと信じることで、でもその実現に不正や悪手を行ったら、
それは悪の秘密結社と同じなんだよ。
この点について、苦言を言ってるのは結局僕だけで、
みんな、わーい たーのしー!なのかなぁ。目をつぶるのかなぁ。
TVの頃からガルパンの脚本の問題を述べたりはしてるけれど、
OVAを経て劇場版でやっと落ち着いたかなと思ったら、
また人間性としての存立に頓珍漢をかましてくれて、困惑してしまった。
願わくば、主人公達がそういう汚らしい手を使ったことで手酷い失敗をし、
正々堂々それを糾弾され、恥じ入り、それを悔いて
更生していく話であって欲しいな。
ハートフルタンクストーリーでこの汚さを出したのなら、
ハートフルに反省と償いをしてもらいたい。
それができれば素晴らしい最終章であり、その第1話だと思う。
この気持ちは先日お会いした総作画監督の杉本さんに話しておいた。
ともあれ、年内には今度は劇場で観たいなと思っている。

そういえば何かのファンド的なもので、
漫画家が対価と引き換えに直筆サイン入り年賀状を描くって企画を目にした。
アメリカは日本と印税や稿料のシステムと違うので、
サインや生原稿を売るのは収益の一つとして確立されてるし、認知もされている。
日本でもイベントで色紙に絵とサインを添えて売るのを見かけるようになったけど、
金くれれば年賀状描いてやるぜ的な企画を聞くと、
年始挨拶の厳かさを金目当てに摩り替えるいやらしさしか感じない。
僕は絵を商売にしているので、絵を描いて売るのは是とするが、
サインを売るのはどうかなと思う。
さらにここで気になるのは年賀状という年始の寿ぎは皆で分かち合うものであるのに、
そこに金銭要求するような商売の構図を持ち込む下品さだ。
清貧たれとは思わないが、
なんでも金がらみの商売にしてしまうのは、人品がえげつない。
人の心の持ち方が問われるのではなかろうか。

|

2017年9月26日 (火)

Instagram始めてみた

前からやってみようと思っていたInstagramを始めた。
https://www.instagram.com/murakawa_michio/
異動前の角川の担当編集からは関係各所のOKが概ねとれていると聞いていたし、
今日が誕生日だったので、良い日かなと思って。

基本的な目論見は宇宙戦艦ヤマト2199、2202の応援で、
まぁ角川から僕の画集が出ることはないだろうし、
営利ではないし、
絵の全体を見せるのではなく、部分だけだし、
関係各位もあまりお怒りにはならないだろうとのことで。

イラストの部分とその執筆に関する注釈があるだけなので、
基本的に何かを主張したいわけではなく、
なので、コメント頂いてもあまり返事を返さない予定。

一週間に1枚くらい既存の絵を中心にアップしていくので、
このblogと並んで時折覗いていただければ嬉しいなと思うのです。

[追記]
少し誤解があるかもなので。
僕と角川との関係は良好です。
とんでもなく大変なスケジュールとか、こちらの気持ちを汲んでくれないとか、
そういうことは執筆のきったはったではありましたが、
2199のコミックはそれでも以前からずっと、2199製作委員会も含め、珍しいほど円満です。
2202が始動して、事情が色々変わってきた中で、
間に立って長い交渉をしてくれたのは角川と福井晴敏さんで、
ビジネスとして折り合いのつく道を見出していただけ、
今でもこうしてヤマトの仕事をしていることがそれを示しているものです。
先日の2202第3章試写会でお会いした福井さんと角川の編集長には、
そうした今を作っていただいたことにお礼を伝えておきました。
なので、一定の時期がきましたら、2199のコミックは再開しますよ!
それまで、お話を忘れないように、
10月は10巻に該当する部分のシナリオを書いておく予定です。

|

2017年8月11日 (金)

夏来る。

仕事がやっとひと段落。
忙しくて先月は日記更新ができなかった。
やや遅れてしまったが、昨夜2202第12話のモニター設定を納品した。
第1話からここまで枚数にしてA4で60枚。
1枚に複数のモニターの設定を描いているから、
メーター数にして100以上は納めた感じだろう。
考えてみるとキャラ設定とかより圧倒的に多い点数だよね。
でも記録集とかまったく載らない。
そういう影の仕事。
イラストも沢山描いた。もっぱらコミケの寄稿の依頼に応えたもので、
なんだかとにかく沢山描いた。
ただそういう絵はお金を頂戴するものではないので、
ずーっと忙しくしていても、
7月から8月の今日までの収入は1万円。(6月は5万円)
社長をしているときに、経営不振の責任をとって、
手取り7万の収入で5年ほど暮らしたけれど、そのときより貧しい。
その5年間で貧しさにはすっかり慣れているので、
それほどの悲壮感はない。
ただ、こんなに忙しくているのに、どうしてここまで低収入なのかということは感じる。
経営していた会社を畳む決意をする前、父の代からお世話になっている会計士の先生に、
「貴方は社長をやっていてはいけない」と諭された。
それは僕が根本的にあまりお金に興味がないこと。
お金を稼ぐことに熱がないこと。
社長に必要なその執着と資質に欠けているので、
自分も親族も社員も不幸になるだけだと言われた。
僕は働くことは好きだ。
特に志を持った人の力になれるボランタリィなことが大好きで、
気がつくと、お金を頂戴する仕事よりも
無償の絵の依頼を山のように受けてしまって優先してる状態。
僕は、働くことと金銭収入を得るということを結び付けていく才に
欠けているのかもしれない。
ヤマトの連載は休載を余儀なくされ、
いただいたノベライズの仕事を進めていく予定であるけれど、
本の出版は10月だから、
年末まではこのまま、まとまった収入はなさそうだ。
まだ先であろう連載再開まで命をつないでいく努力をしていかないとと思う。
他の漫画を描く仕込みもしていこう。

今日から夏コミだ。
友人宅でコミケットカタログを久々に眺める機会があった。
色んな魅力的な絵が並んでいて、
今の流行の表情とか目ぢからとかデッサンバランスの中に、
こういう絵が描けたらなぁっていう欲求の高まりを感じる。
逆に巧くて個性的でも古かったりどこまでもニッチな絵があって、
豊かさと残酷さの総覧だなと思えてきた。
趣味や嗜好の豊かさを許されることは、何よりも素晴らしい。
でも同時に「商業絵描きとして、自分はどうありたいんだ?」と問いかけてくる。
「漫画の内容が面白ければ売れるはず」で止まってしまったら、
「じゃあなんで人気ないの?」っていう問題に切り込めない。
漫画は絵だ。
自分の絵に魅力が薄いのなら、そこに向き合わないといけない。
僕の尊敬する先達はそこへ果敢に挑戦してる人が多い。逃げてない。
固定読者はある意味で残酷で、
好きになってくれたから作家に寄り添ってくれ、
「面白いです」「絵が好きです」と認めてくれるけれど、
それがニッチな嗜好であるならば、
作家はその狭い市場に安心と安寧を見出し、錯覚して甘え、
自ら墓穴を掘ることにもなりかねない。
だから編集者が要るとも言えるのだけど、
それでもなかなか気づき、自分を変えていける人は少ない。
だからこそコミケとか漫画のイベントは、
描き手が自分を相対化したり、自分に足りないものを見極める機会として、
意義深いなと思う。
僕が二次創作同人誌の寄稿依頼を請け負うのは、
自分の普段描く絵とは違う理念の絵に、触れて描く機会を得られることと、
そうした沢山の絵が集まる即売会っていう場へ
自分を結び付けていく糸になるからだったりするから。
ただ、参加して面白い同人誌じゃないと気持ちが萎えちゃうので、
そういうドキドキも大切。
惰性で作っていたり、編集に意思や意図が薄弱な同人誌は、
もうこれからは距離をおこうと思う。

夏コミではあちこちに原稿を寄せた。
でも、あんまり描いたので
自分でも収拾がつかなくなっているかも。

12日は
小林治さんのFactoryきゃの(東ハ-53a)に
「超人ロックの世紀 50th Birthday book」にカラー画を寄せた。
聖先生が描かれるロックのイラストとは敢えて別の構成で組んでみた。
50周年って凄い。
僕は聖漫画に初めて触れたのは作画グループの「ダリウスの風」で、
しかも近所の人からいただいた週刊少女コミックの古本でだった。
(近所に本屋のない寒村だったので)

よしぞうおねえさまの伊太利堂(東ム-26b)では
斎木さんの御本「BT-42突撃砲写真集」の巻末にイラストを。
珍しく自分から何かお手伝いさせて下さいと無理を申し出て、拙作を掲載していただいた。
Finnish__2

うみうし一家・プロジェクトPSstory(東O-23b)へ
古代守と石津副長のイラストを1枚。
脱稿後に冗談で作った絵を「ノベルティに使いたい!」という要請で、
すでに破棄してしまっていた(一発ギャグだし)データをいちから作り直すという
手間を踏んだものが並んでいるはず。
Umiushi_kemofriend_2

KIYOさんのKIYOCLUB(東O-23a)にはなんだか沢山寄稿したw
まずはけもフレ本。イラスト2枚になぜか結果的に表紙デザインまで…。
そしてヤマト本。

Kiyo_h1_2
久々のお題というだけでなく、2202のみならずヤマト2や さらばも扱うので、
新作+過去絵加筆版=7枚も寄せてしまった。
それにエディトリアルや、素材撮影のお手伝いまで。
内容の構成をその際に拝見したけれど、攻めまくってる。
なんだかドエライ本になるぞこれは!
表紙も凄いが、ページをめくったとたん、波動砲級のショックで脳髄がしびれる。
これがファンジン、これが同人誌だ。好きこそものの狂気なれ。
うみうしさんのキーマン絵で蝉がでかいのも、実に攻めている。
執筆時に指摘したけど、縮小しない豪気。さすがは遠州灘のビッグママ。
これと同じ勢いが本全体に恐ろしい勢いを与えている。
全68Pが攻めてる。
この本は買った人が楽しめるだけでなく、
描いた人も参加させてもらったことに興奮を感じるはず。
さすがKIYOさんは同人レジェンドだぜ!

13日は
野上武志さんのFirstspear(東Z-16b)ではモノクロイラストを1枚。
同人誌で長らく連載展開してきた「蒼海の世紀」がいよいよ完結。
僕自身も長くお付き合いさせていただいたので、記念に1枚。
本当は本編のお手伝いもしたかったのに、
こちらの仕事があっぷあっぷで叶わず。ごめんなさい。

あとは自分のところ。(東こ-41b)
委託をお受けしているKIYOさんの新刊が2冊もあって、
本人がガンガンに売る気だから、
普段のマイナーサークルじゃなくて、
KIYOCLUBのダミーサークルみたいに見えるだろうな。
僕のところにも新刊があるのが申し訳なくなってくるというか、
みんな委託の本が目当てだろうし、
分相応に隅っこで小さくしていようって思っている。
Twitterとか人様の目に触れる媒体を有している方々が
「お品書き」と称して人通りのある所に看板を掲げられている。
それを見かけると、
自分の夏コミ初売りの新刊の宣伝はあまりしないようにしようと思う。
というかTwitterとかやっていないから、
そもそも宣伝力なんてものがないか!
見栄を張ってはいけないね。はははは。
自分はシャッター通りの更に奥の路地で看板出さずに営業している、
ありふれたラーメンを出すだけの中華店みたいなものに感じる。
身の程を知るのもコミケなのです。
Ks_ad

あとは、けもフレ本でコウテイを描いたり、
日本晴の幼女戦記本の表紙をやったり(中身はやってない)
ガルパンのクラーラの絵を描いたけど、
どこにどう並ぶのか、なんかよくわからん。

ともあれ、僕は自分のスペースに小さくなっていると思うので、
KIYOさんの本を買いにお立ち寄りいただいた際に、
ああ、あれだなと一瞥いただければと思います。

|

2017年6月21日 (水)

色々と公開

この週末の24日から、ヤマト2202の第2章が劇場公開となる。
自分もモニター設定で参加をしているけれど、
僕は紙で描いて提出のスタイルをとっているから、
最終的にCGへ置き換わったものは、自分のイメージとやや異なるものになってる。
デザイン的なチェックに僕が関与するプロセスがないから致し方ないのだけど、
編集のエディトリアルではありえないが、
アニメ制作はこういうものなのかな。
ともあれ、関係者試写会で観たときは、そういう「違い」が気になって、
内容が頭に入ってこなかったので、
どこかでちゃんと劇場に足を運びたい。
初日は席がとれなかったし、
理事を拝命しているマンションの管理組合の会合が朝9時から入ったので、
家で仕事をしていることになろうと思う。
ヤマトの劇場公開で初日に行かないのは珍しいことかも。

24日は僕のコミカライズの2199が久々に更新になる。
(おそらく、ComicNewtype) https://comic.webnewtype.com/
1月には脱稿していたものだけど、
それを10頁以上にわたり修正と描き直しをすることでようやく掲載許可が出た。
https://gyazo.com/1e60a728a69016c4ecce2b7b4e9346a5
コミックスにまとまるときは、元の内容に戻してもらう約束にはなっている。
そこについては角川が尽力をしてくれたし、
異動になってしまった元の担当編集の助言もあってのことで、
感謝をしている。
ただ最終的には単行本に収録されない絵を描くのは、少し悲しかった。
それでも手を抜かず、力強い絵になるよう心がけたので、
久々の更新を見ていただけたらと切に思う。
その更新の際に、頁の末尾に色々お知らせが公開になる。
ヤマト2202の仕事や、連載の事情などもそこで触れていく予定。
多くの人は映画の公開初日だし、
そちらに気持ちがいってしまっているだろうけれど、
影で頑張っているのだ。

夏のコミケットは受かって、サークルガイドも到着。
三日目の13日(日曜) 東7の こ-41b
新刊もできているし、あちこちに寄稿もする予定。Ks_ad
相変わらず サークル.msのwebカタログでは
お気に入りのリストから毎度登録抹消されるので、
むらかわは落選したなと思う方も多いと思うけれど、
影で頑張っているのだ。

イベントといえば、11日に新潟COMITIAに行ってきた。
サークル参加ではなく一般入場で。
こじんまりとした規模ながら、サークルも参加者も温度が高くて、
漫画を楽しむ意気を感じるものだった。
大都市圏への集約、ネット販売の拡大、客層の変化と人口減。
地方の漫画イベントの再生を考えていこうというテーマを抱えて、
それら課題や逆に地方ならではの魅力などを踏まえて、
考える時間を現地の方にいただく中で、
元企業経営者として意見を交わした。
企業活動、そしてイベント設営も連綿と繰り返し続ける中で、
昨日を踏襲し、押し流されるばかりになり、
「自分とは何なのか」「自分はどうありたいのか」を見失い、
目標に掲げる姿や心が見えないから、
動くための方向も標も、歩くための骨も芯もなく、
マインドとは異なる数値目標が、ありたい姿になりすましたりする。
誠実に向き合っていても押し流されることはある。
だからこそ、理想、理念を言葉にしようと話した。
その言葉があれば、
自分が向かうべき先が意識できる。
今の姿との違いや、己の活動の誤りを発見できる。
新しい企画を見出せ、連携させる意味が強さになる。
理想のための忍耐もできる。
それは企業に限らず一個人でも同じだと思う。

新潟のイベントなどで時折お会いする方がいる。
僕と僕の描いた漫画について一所懸命話そうと努めてくれる。
ヤマトという作品が大好きな人で、
ヤマトはこういうファンのものであり、支えられているんだなと思う。
3月のガタケットに参加した折も訪ねてくださり、
「ヤマトを応援するためにTwitterを始めました」と話していらした。
僕はアカウントを持っていないけれど、友人から聞こえる話では、
RTや何かの受け売りではなく、批判を目的とせず、
大好きなヤマトについて自分の思っていること考えていることを
自分の言葉で熱心に発信されているとのこと。
ヤマトのファンの中でも共感される人が増えてきているそうだ。
https://twitter.com/tomoneko_2199
それは素敵なことだ。

でもそれとは逆に、
誰かの発したヤマトの新しい情報を
人より先に吹聴して回ることで
ヤマトファンの中で自分を大きく見せようとし、
それで自己顕示欲を満たしているような動きをしている
ファンの人もいるとやはり友人から知らされる。
自分の言葉ではなく、言葉のリスクも追わず、
自ら相手に確認もせず、
周囲を出し抜くことで己を誇る先に、
その人はどんな自分になりたいのかな。
なりたい自分を言葉にしたとき、
その姿と自らの言動は本当に同じ方向を向いているのかな。
その姿は我欲にまみれた業界ゴロでいいのかな。

現実主義をもって重用する人には理想論を軽んじる人がいるけど、
軽んじる人ほど、道を失った汚い現実や己を自己弁護するばかり。
言い訳を語る人が魅力的に見えることはない。

このblog以外にSNSを始めてみようかなと思い始めてる。
Twitterではなく
Instagramで、これまでに公式や個人的に描いたヤマトのイラストを
フレーミングして公開したらどうかなと。
僕の描いたヤマトの絵はイラスト集とかにまとまることはないだろうし、
ならば2202のエールになればいいかもと思って。
影で応援を頑張るのだ。

|

2016年12月30日 (金)

年末の御挨拶

昼食を食べに寄ったインド料理店で流れてる民放TV。
今年の重大ニュース50を「放送時間数で算出」したランキング!
ってさもまっとうそうな数字を言うけど、
やっぱりゴシップが上位になることで、
自分の番組はどれだけ社会的に重要かよりも、
離婚や不倫や醜聞と犯罪ばかり扱ってきたかという
お里ががばれる見事なお馬鹿コーナーになってる。
報道とかジャーナリズムとかの名を使って公共の電波を用いた発信をする存在は、
どんなに小さな話題でも、自らの見識と哲学にしたがって、
社会の中の意味を問うスタンスを見失ったら、
単なる客ウケ狙いのゴシップちんどん屋だろ。
スポンサーが喜ぶように馬鹿話と珍妙な音でビラが配れればそれでよくなる。
事実と関係なしに自分で筋書きをこしらえる
最高の手抜きと無礼である
「感動レイプ」も横行するわけだ。
その中でSMAP解散にやはり触れて、
今日のクラウドファンドによる全面新聞広告を
ファンの心が彼らに伝わって喜んでいるだろうとか勝手にコメントしてる。
志しを受け取っても、何も出来なくなってしまった自分達を
悔やみ苦悩するとはまったく考えないんだな。
表現者がその大切な術を破壊された姿なのに。
そしていつか再結成をとか美談でまとめようとする。
それってメンバー達の心を無視したエゴだとは思わないのか。
呆れた。
スマスマは料理番組好きだから、バラエティが大嫌いな僕も結構観てた。
最終回はビデオ振り返りで新規収録の出演はなかった様子。
本人達の納得のいく形であれと願うけど、
マスコミは放送前でも有終の美を評価として吹聴するのは、誰の思惑なんだろうね。
どう観たって、バックのタレント事務所の
金と欲と保身に翻弄され引き裂かれた惨めで哀れな姿じゃないか。
事務所は猛省を示さなければならないはずなのに、
親心を口にして、責任を曖昧に誤魔化す汚らしさ。
あるいはそれも分からない老害なのか。
四半世紀も国民に愛された存在を、「大人の事情」で私物化し汚して傷つけ、
日本で最もみすぼらしい顛末を迎えた象徴としてさらした自覚をもって、
経営は全員退陣するのが道理ではないのか。
そこへ踏み込めないで、報道とか自称するのか。

昼食後に年始の食材を買出しにスーパーへ。
季節行事に用いる物以外の普通の食材も便乗か高騰してて買う気が起きない。
昨日一昨日まで100円以下だった青菜が今日は150円以上してる。
キャベツや白菜は数日前の安いときに買ってあるし、
正月らしい料理を食べたいわけでもないので、まぁいい。
仕事納めも済み、もう年末の休みのはずだが、
客層は高齢者ばかり。
よたよたと歩き、手にしたカゴへの配慮も忘れるから通路が塞がれ大渋滞。
レジでは小銭を出すのもおぼつかず、計算もろくにできない。
高齢化社会ってこれが普通になることなんだな。
僕は効率主義じゃないし、利益主義でもない。
でも普通にできることができなくなっていくことが常態化した社会は、
存在そのものが物凄く無価値で無意味なロスと無駄を抱えて動くことになる。
それは恐ろしいことなんだ。
レジの支払いで財布の小銭を数えてはやり直す老いた男と
それに連なる長蛇を見て寒気がするのは、
今が年の瀬だからばかりではない。

今年は、色々あって、原稿を描いても掲載できない事情になり、
長く交渉を続けるばかりの日々だったように思う。
角川はその中で、時折、頓珍漢なことはあっても
とても心強く支えてくれた。
深く感謝している。
まだまだ霧は晴れず、来年に課題は持ち越しになってしまったけれど、
漫画をちゃんと描いていける環境にしたいと切に願っている。
別にケンカをしているわけではない。
それぞれの思惑の違いをどう乗り越えていけるのか。
それがコミカライズという仕事の基本の一つでもあるのだから。

映画はあまり数を観られなかったけれど、
なんだかほぼ全部がアタリだった。
ガルパン劇場版に始まり、ユーフォニアム、シン・ゴジラ、
君の名は。、聲の形、この世界の片隅に、レミニセンティア。
実写が少ないなw
カラー10周年記念展は上京していた玉盛さんと観た。
そのまま一日連れ回してしまって、まるでデートだった。
(オッサン二人なのに)
桑島法子さんの宮沢賢治朗読会も行けた。
仕事が中断の間に、でも少しは人間的なことができた1年だったかもしれない。
アニメの設定もやってるし。

そして明日はコミケット91だ。
さっき、親しい編集者から電話がきて話していたら、
僕が3日目に出ているのを知らなかった。
今回もそうだけど、サークルmsのコミケwebカタログでは
僕のサークルは必ず「お気に入り」から削除される。
毎回だ。
だから登録したつもりの人は普通に
「ああ、落選してコミケに出てないんだな」と思うだろう。
それが見事に裏付けられた感じになる。
一応コミケ3日目に出る予定。
12月は漫画の執筆の合間に依頼された同人誌の寄稿をするのが精一杯で、
とうとうまた自分の本は作れなかった。残念。
それでも寄稿した「KIYO CLUB」さんの本を委託でお受けして
お店に並べることになっている。
他に寄稿したあびゅうきょ先生のガルパン本は東 j-35bで
ガルパン三世もまた参加したけど、3日目はどこも扱ってないのかな?
よく知らない。
Galupin2cover_rgb
で、自分はというと
東7ホール d-02a 「むらかわみちお党」
で待っておりますので、
お暇なときにお越しいただければ、年末の御挨拶もできるし嬉しいです。
それ以外の方は、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
来年もよろしくお付き合い下さいますようお願いいたします。

|

2016年12月17日 (土)

5週目出ますよ。

2202の公式webで告知されている来年2月の劇場公開の応援企画
「たっぷり7週ヤマトーク2199 〜road to 2202〜」。
もう既にスタートしており、
僕も2週目は客席に座り、懐かしいYRAの公録的な雰囲気を楽しませていただいた。
で、来る1月17日の第5週ヤマトークの登壇者の欄にある「他」ってのは
多分僕のこと。

そもそもこの連続ヤマトークの企画段階で
僕の登壇の依頼を郡司Pから受けたときに、
複数回予定される舞台の内容の相談をされたので、
それではと僕から9つ企画案を提出させていただいた。
そのうちの一つがこれ。
自分で出した企画なのに、何で名前が削除されてるんだ!?
紹介するwebニュースによっては
テーマから「漫画」すら削られていた。
ヤマトが大好きで誠実に努力をしてきたつもりなのに
そんなに嫌われていたのかなと
かなり凹んで苦しんだ。
嫌われているかもしれないのに自分の扱いを尋ねるってことは
どれだけ惨めなことかを察してもらえるだろうか。
それでもそれだけ追いつめられて、
製作委員会やMCの小林治さんに状況を尋ねたところ、
むらかわの出演で話は通ってるとのこと。
で、どうやら角川がwebへの出稿時に僕の出演を
勝 手 に 保 留 に し た ら し い
ということが分かってきた。
描いても描いても原稿を掲載してもらえない状況の中で
僕が関係各位に悪感情を持って出演拒否をするかとでも思ったのだろうか。
角川は事前に何度も何度も登壇の意志の確認を僕に直接してきたのに、
それでも疑心暗鬼のリスク管理を優先させたってのは
僕を信用していないってことだよね。
これも悲しいことだった。

ともあれ、2週目のヤマトークの際に楽屋へお邪魔して、
小林さんと話題の腹案など簡単な打ち合わせをさせていただいた。
1時間少々の時間の中だけれど、
メディアミックス作品の創作法や苦労、醍醐味などを
豊田さんと一緒に濃密にお話できたらいいなと思っている。

角川から僕の登壇がwebに追記されるのは
12月26日だと報告がきたけれど、
この日はチケットの発売日。(あと連載のComicNewtypeでの更新日)
宣伝戦略としてはもうアウトの絶望的タイミング。
公式webの担当にはもっと前倒しにしてもらう交渉をしたのか尋ねたけど
その気配はなく、鵜呑みで報告してきたっぽい。
この日程で了解しろというので、状況は理解したが了解はしないと拒否した。
それじゃどこまでも蔑ろにしてるじゃないか。
僕の対面ではなく、ヤマトークの参観者に事前に正確な情報が提示できない。
「交渉なくして妥結なし」昔の上司に教わった僕のモットー。
代替条件を述べて交渉に臨むよう要望をしたが、
あまり期待はできないかも。
ということでフライングかもしれないけれど、
損をする人は誰もいないので、
自分の日記くらいだが、告知をした次第。

|

2016年11月12日 (土)

再開

連載が再開になった。
12日0時からComicNewtype
14日にはニコニコA
16日にComicWalkerでの配信だ。
7月から関係者間でずっと交渉を重ねている中にあって、
こちらは原稿を描いて納めているのに掲載・更新がされず、
「ヤマトの連載は更新も止まってるし、もう終わりだな」
「メンタルでもやられてダメになったんだろう」
なんて言葉もネットでは散見されるようになり、
悲しく虚しい想いを強いられてきた。
でも2199という漫画を自分の思うようにちゃんと最後まで描ききるために
今はかがんでいることが必要だったのだと思う。
別に争いをしているわけではない。
皆で未来を築こうとする意志において、
タイミングや思惑が交錯していく中で生じた課題への関係調整を
時間をかけておこなっていたのだ。

僕は漫画を描くことしか立場としては持てないがゆえ、
角川編集部が長い交渉に力を尽くしてくれたことへ深く感謝する。
かがんでいる間に失ったものは多い。
数ヶ月無収入だったというだけでなく、
漫画家としての信用、引いてはヤマトという作品への読者の温度も信用も。
ただ拓かれた可能性も大きい。
可能性を形にしていくことに、これからも努力をしていく所存だ。
ということでアニメの設定をしたり漫画の続きを粛々と描いている。
https://gyazo.com/310a66ede40fe5061778a1f89c145261

|

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

お知らせ | 作品情報 | 雑感